第151回(4/26)

これでアナタもモテる!?フェロモンの謎を探れ!

プレゼンター パックンマックン

異性を引きつけると言われるフェロモン。
フェロモンとは、ある個体がニオイを外に出して、同じ種類の別の個体がそれに反応するという「化学物質」で、オーラや雰囲気といった実体のない曖昧な物ではありません。
例えば言葉のない昆虫は、このフェロモンのおかげで仲間との意思疎通をはかることができ、その種類は性フェロモン、警戒フェロモン、道しるべフェロモンなど多岐にわたっています。
また動物は、鼻の奥にある「鋤鼻器(じょびき)」と呼ばれる器官でフェロモンを感じ取ります。

しかし人間は、フェロモンを感じる「鋤鼻器」が退化してしまって機能していません。
さらに人間は、五感すべてがバランスよく発達したため、コミュニケーションツールとしてのフェロモンが不要になったと考えられています。
そのため人間はフェロモンムンムンになるということは無理なのです。

恋愛遺伝子

ところが最近、恋愛遺伝子と呼ばれる不思議な遺伝子が発見されています。これが「HLA」(ヒト白血球型抗原)。白血球の血液型と言われ、細菌や病原体からカラダを守る、私たち人間にとって非常に重要な働きをしています。
このHLAは個人を識別する遺伝子といわれ、数千万通りもあると考えられています。
これが何故「恋愛遺伝子」といわれるのか。実はHLAとヒトのニオイとの関係について、実験が行われています。

その実験結果によると、ヒトはHLAの構造が違う異性の体臭を好む、つまり相性が良いというのです。
これは、細菌や病原体に対して強い抵抗力を持つ子孫を残すため、自分にはない免疫を持つ異性に惹かれるからだと考えられます。

また、今後HLAについては様々な配慮が必要ですが、将来の結婚相手を探す「相性診断」なども、できるようになるかもしれないということです。