第150回(4/19)

座る姿勢を科学する!イスからはじめる健康生活

プレゼンター 半田健人

イギリスでのある調査によると、人が一日に座っている平均時間は14時間。なんと人生の半分以上は座って過ごしていることが明らかになったそうです。
でも座っているにも関わらず疲れてしまう事、ありますよね。
人間は長時間同じ姿勢では座れないため、楽になりたくて背中を反ってみたり、前にかがんでみたり、姿勢を崩してしまうのです。

首の角度

座る姿勢において、首を曲げない事が疲れにくい理想的な姿勢です。しかしパソコン作業などで画面を見ようと無意識のうちに頭を前に出してしまうと、約5kgもある頭を首で支えることになり、首の疲労や肩こりなどの原因となります。そして首が疲れると、首を曲げないようにしようと身体を反ったりして、姿勢が崩れてしまうのです。座った時の姿勢の崩れは、実は首から始まっていたのです。
パソコン作業などをする時は、自分の首を前に出すのではなく、モニターを自分の方に近づけましょう。
また、読書には書見台がおススメです。書き物をする時も、机に多少の傾斜をつけるだけで首の負担を減らす事ができます。

カラダの硬さ

もう一つ、座る姿勢を悪化させる原因となるのがカラダの硬さ。カラダが硬いと、股関節が曲がりにくく骨盤が寝てしまうので、浅座りになってしまいます。
この姿勢では腰が浮く空間が生まれるため、背骨がC字型に湾曲し、腰痛など腰への負担も増大します。
浅座りの対処法は骨盤を支える事です。
ベルトの位置にクッションやタオルなどを挟むことで、骨盤をおこし、背骨の湾曲を防ぎます。

また小柄な女性の方など、机の高さに合わせて座ると、足が浮いてしまう事があると思います。
そのような時は、雑誌などでかまいませんので、足置きを作ると良いでしょう。