第147回(3/22)

10人に1人は持っている!?
カラダに出来る石の恐怖!

ゲスト 堀内孝雄

日本人の10人に1人、およそ1000万人が持っていると言われる胆石。胆石が何かのきっかけで動きだし、胆のうの出口や胆管などに詰まると、激しい痛みが生じます。

胆石の原因

胆石ができる主な原因はコレステロール。コレステロール結石は、日本人の中で7〜8割を占める胆石です。
胆汁の中のコレステロールは、通常は他の成分とバランスよく結びつき、胆汁に溶けています。しかし、コレステロールが増えすぎるとそのバランスが崩れ、余ったコレステロールは他の成分と結びつく事ができなくなり結晶化。その結晶が集まり胆石になってしまうのです。

胆石の種類

胆石は大きく次の3種類にわけられます。

(1) 胆汁内のコレステロールが固まってできるコレステロール結石。
(2) 胆汁内の色素成分が固まってできる色素結石。
(3) 炭酸カルシウムなどが成分の結石。

胆石のできやすい人は「4F」と言われる次のような人たちです。

(1) Female(女性)
(2) Fine(元気)
(3) Forty(40代以上)
(4) Fatty(肥満ぎみ)

また、胆石を持っている人の約30%は自覚症状がないと言われています。
しかし痛みがないために、症状が出てきたときにはもう手遅れだったり、胆石のせいでがんの発見が遅れてしまう事態になることさえあります。定期的に検査をするのも大切です。胆石はレントゲンでは発見できない事も多いので、エコー検査をしてもらいましょう。

胆石の治療法

胆石の治療には、薬を飲んで胆石を溶かす「溶解療法」、体の外から衝撃波を当てて胆石を砕く「破砕療法」、外科的な手術で胆のうを全摘出する方法などがあります。胆のうを全て摘出したとしても、胆のうの管が太くなる事で胆のうの役割をするようになります。
また、動物性の脂肪を少なめにして野菜を多く摂り、バランスのとれた食事をすること、ストレス解消のために適度な運動をすること等も大切です。