第141回(2/8)

サイレントキラーを撃退せよ!
忍び寄る冬の高血圧

ゲスト 宮本和知

血圧の値が140/90mmHg以上になると高血圧。血圧は老化やコレステロールの蓄積で、年齢と共に高くなります。
またストレスを感じると、身体の活動を促すアドレナリン等のホルモンが分泌され、心拍数の上昇や血管収縮が起こり血圧が上がります。
血圧が高いと血管や心臓に大きな負担がかかり、脳卒中や心筋梗塞、心不全などを引き起こす原因となってしまいます。

仮面高血圧

健康診断などでは正常なのに、それ以外では値が高い高血圧のことを仮面高血圧といいます。中でも多いのが早朝高血圧。目が覚める頃には血圧は自然に上がってきますが、血圧の上昇が急激すぎる場合や、夜間に数値が下がらないのが早朝高血圧です。早朝高血圧かどうか知る為には、家庭で就寝前と起床後の2回、血圧を測りましょう。

『家庭で血圧を測るポイント』

「朝」 (1) 起床後1時間以内に測る。
  (2) 排尿をすませておく。
  (3) 食事、薬の服用前に測る。
「夜」 (1) 就寝前の安静時に測る。
  (2) 直前の入浴や飲酒は控える。

早朝高血圧から身を守るための工夫

(1) 交感神経を高ぶらせるような作業(ネットサーフィンやメールチェック、長電話や映画鑑賞等)は、就寝30分前には切り上げましょう。またこのような行為で興奮してしまったときは、ぬるめのお湯で顔を洗ったりホットタオルで目を温めたりすると良いでしょう。
(2) 夜中や朝にお手洗いに行く時、スリッパを履くようにしま しょう。
(3) 寒い朝の運動は血圧を急激に上げてしまう為、最も注意が必要な行為です.どうしても運動したいなら、軽めのウォーキング程度にとどめておきましょう。その際、歩きながら手を握ったり開いたりするのがおススメです。

ゆっくり起きヨーガ

(1) リラックスした状態で胸の前で手を合わせます。
(2) 鼻から息を吸いながら、合わせた手を頭の上まで伸ばします。
(3) おなかをへこませるイメージで、息を吐きながらつま先を起こします。こうするとふくらはぎが伸びて血流がよくなり、血圧の上昇を抑えてくれます。
(4) 伸ばした状態で呼吸を5回繰り返します。
(5) 最後にゆっくり息を吸いながら、楽な姿勢に戻します。

ゆっくり起きヨーガはリラックス効果が高いので、寝る前に行うのもおススメです。