第102回(5/4)

平均寿命100歳時代がやってくる!?
驚きの最新医療ファイル!

ゲスト ささきいさお

医療技術は進歩のスピードが非常に速く、治せる病気の数や診断技術が増えています。
今求められているのは、患者さんの負担が少なく、短時間で正確な診断を行える技術。それを実現するのが、「世界一細い注射器」や「320列マルチスライスCT」です。
「世界一細い注射器」は針の先端の直径が0.2mmのため、痛点にあたりにくくなっています。
「320列マルチスライスCT」は一度に撮影できる幅が16cmと広く、短時間で正確な診断が行えるのです。

近未来の医療

近未来には、ロボットが駅にいて救急隊がくるまでの緊急処置をしたり、遠隔操作で手術をする形でロボットが使われるようになるでしょう。

『プレホスピタルケアロボット』
患者さんが病院にくる前に応急手当を支援するロボットです。患者さんがイスに座ると、脈拍、血圧、心電図などを自動測定し、そのデータを病院などに自動送信。医療従事者がテレビ電話を通じて応急手当の指示を行います。また、遠隔操作での走行コントロールも可能です。
新幹線や飛行機、公共施設などに配置することで迅速な応急手当が可能になります。2020年の実用化が目指されています。

『手術支援ロボット ダヴィンチ』
現在日本に4台ある手術支援ロボット。医師が内視鏡カメラの映像を見ながら遠隔操作します。
このロボットの最大のメリットは、出血量が少なく、術後の疼痛も少なく回復が早い事です。患者さんの負担が非常に軽減されるのです。
また2001年には手術支援ロボットを使っての、アメリカ─フランス間の遠隔手術が成功しています。世界のどこにいても最新の手術が受けられるというのも、遠い未来の話ではないのです。

再生医療

究極のアンチエイジングとも言われる再生医療は、失ったカラダの組織を、細胞の力で元通りにさせる医療です。
カラダの組織をつくる元となる「幹細胞」を培養し、カラダに戻す事でカラダの組織を再生させます。
今の再生医療でも骨、軟骨、皮膚は簡単に作れますが、将来は膵臓、腎臓、心臓、脳などが作れるようになるのだそうです。

この再生医療だけでも寿命は20年のびると言われています。
他の医療技術の進歩もあわせると、健康で長生きできる社会ができてくるでしょう。