第98回(3/30)
春から義務化!
メタボ撃退(新)健康診断ガイド
ゲスト | 田山涼成 |
4月から、40歳から74歳の医療保険加入者に対し「特定健診」、いわゆる「メタボ健診」が義務化されます。
特定健診は健診だけでは終わらず、生活習慣を改善させるための「保健指導」が行われるのがポイントです。
特定健診
特定健診とはメタボリックシンドロームに重点をおいた健診で、生活習慣病を引き起こす様々な要因をリスクとして判定します。
まずは腹囲が男性で85cm、女性で90cm以上ある人は内蔵脂肪蓄積のリスク有りと判定されます。
さらにメタボの判断基準となる「脂質・血圧・血糖」が基準値を超えると追加リスクがプラスされ、その結果に応じて3つのレベルの対策に振り分けられるのです。また喫煙歴も追加リスクにプラスされます。
追加リスク判定
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レベル(1)(追加リスク0)情報提供
・健康に関する情報提供
レベル(2)(追加リスク1)動機づけ支援
・面接による支援(原則1回)
・6ヶ月後の評価
レベル(3)(喫煙歴を含む追加リスク2)積極的支援
・保健指導
生活習慣病を予防するユニークご当地体操
「忍にん体操」!(三重県伊賀市)
「忍者のポーズ」より
(1)両手と片足を前にだし、前後に体重移動します。
(2)片足立ちで手を組み、忍者のポーズをとります。
足腰の筋肉を鍛え、下半身のバランスを整えます。
「忍者走り」
(1)腕を大きく振り上げながら直線に4歩前進します。
(2)かがんだ姿勢で手足を交差させ横に3歩歩きます。
(3)今度は腕を大きく振り上げながら後ろに4歩進みます。
(4)再び横歩きをし、最初と同じ位置に戻ります。
歩きながら両腕を振り上げる事で、全身のストレッチ効果が得られるそうです。
継続して生活習慣を改善するには楽しむことが大切です。
また、自治体によって検査項目や保健指導が多少異なる場合もあるそうです。詳しくはお住まいの自治体にご確認ください。