第84回(12/16)

知っ得!お酒のウソ・ホント!
全国二日酔い対策ファイル

ゲスト 佐藤B作

アルコールは、肝臓で酵素によって分解され、二日酔いの原因とされる「アセトアルデヒド」という有害物質に変わり、最終的に無毒化されます。しかし、お酒を飲み過ぎるとアルコールやアセトアルデヒドの分解が間に合わなくなり、二日酔いになってしまいます。日本人は遺伝的にアセトアルデヒドを分解する働きが弱いため、お酒に弱く二日酔いになりやすいのだそうです。

全国二日酔い対策ファイル

『柿』(和歌山県)
柿の成分である「タンニン」は胃の中でアルコールを吸着して排出するため、急激なアルコールの吸収を抑えてくれます。

『ゴマ』(鹿児島県・喜界島)
アルコールやアセトアルデヒドを分解するときには、肝臓に悪影響を与える活性酵素が発生しますが、ゴマに含まれるセサミンはこの活性酵素を抑制する働きがあり、肝臓を保護してくれます。ちなみにゴマはすりつぶした方がセサミンの吸収がしやすくなります。

『ウコン』(沖縄県)
ウコンに含まれるクルクミンという成分は体内で抗酸化物質に変化し、肝臓が傷むのを防いでくれます。

『しじみ』(北海道)
しじみには、肝機能を高めるアミノ酸がバランスよく含まれています。

『和らぎ水』(石川県)
水はアルコールを薄め、脱水症状を防ぎます。

『ゲンゲ(幻魚)』(富山県)
「ゲンゲ」は日本海側に広く分布する深海魚。カラダがゼラチン質で覆われており、コラーゲンが豊富です。

またアルコールの吸収を緩やかにしてくれるので、何かを食べながら飲むということもとても大切です。

二日酔い対策の疑問 ウソ・ホント?

Q. お酒の種類によって酔い方が違う?
A. アルコール度数が同じなら、お酒の種類による酔い方の違いはありません。二日酔いはあくまでアルコールの量の問題です。

Q. お酒の後のラーメンは二日酔いに効く?
A. 肝臓には糖を作り出す機能がありますが、お酒を飲むとアルコールの分解を優先するため、その働きがおろそかになってしまいます。そのため糖が不足してラーメンが食べたくなるのだそうです。でも飲み過ぎた後の胃は荒れています。消化の悪いラーメンは負担が大きすぎるようです。どうしてもお腹がすいたら消化のよいおかゆ等を食べましょう。

Q. 酔い覚ましのお風呂は二日酔い対策になる?
A. アルコールが残った状態でお風呂に入ると体全体に血液がまわり、肝臓の血流量が鈍ってアルコールの分解が遅れてしまい逆効果です。また、アルコールが残っているときのお風呂は心臓に負担をかけてしまいます。お風呂に入るならアルコールが抜けてからにしましょう。

二日酔いになってしまったら?

・脱水症状を防ぐため水分補給をしましょう。
・果物等で低血糖状態を改善しましょう。

飲み過ぎはカラダに大きな負担をかけてしまいます。週に2日は休肝日をつくりましょう。