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第76回(10/21)

あなたも予備軍!?
家族で取り組むメタボ改善術

ゲスト 蛭子能収

もし自分がメタボリックシンドロームなら、家族も予備軍の可能性があります。食生活や運動は生活習慣に密着しているので、家族で協力して生活習慣を改善するのがメタボ対策のカギとなります。

生活改善ポイント

(1) ながら食いをやめる
食事をすると満腹中枢が脳に指令を出しますが、ながら食いをしていると満腹中枢の指令に気づかず、ついつい食べ過ぎてしまうことが多いようです。

(2) 20分以上かけて食べる工夫をする
満腹中枢が指令を出すまでにかかる時間はおよそ20分。早食いだと、満腹中枢が指令を出す前にたくさん食べてしまいます。箸などを使ってゆっくり食べる工夫をしましょう。

(3) まとめ買いをしない
まとめ買いをすると賞味期限が気になって、食べ過ぎの原因になってしまいます。食べたいものだけこまめに買うと良いでしょう。

(4) おかずは一人前ずつ適量に
大皿で食事をすると食べた量がわからなくなってしまいます。おかずは一人前ずつ小分けし、自分の食べた量を自覚しながら食事するようにしましょう。また、少量でも品数を増やせばバランスのよい食事になります。

(5) むだ食いをやめる
食後1時間は満腹のはず。空腹でないのに食べると太る原因になります。

他にも、食事日記をつけると食べた量などがわかり、摂取カロリーを注意する意識が働きます。
ただ、食事だけで痩せようとすると骨粗鬆症や貧血に陥る事もあります。食生活と運動をバランスよく、1ヶ月に1kg痩せる事を目標にしてみましょう。

メタボ対策の勘違い

(1) 運動の勘違い
内蔵脂肪を減らすために腹筋運動をしている方も多いのではないでしょうか。しかし腹筋運動は、筋肉は鍛えられますが内蔵脂肪は燃焼しづらいのです。脂肪を燃焼させるには、ウォーキングなど有酸素運動が有効です。

(2) 運動量の勘違い
同じ運動量を30分以上継続した場合と、10分ずつ3回に分けた場合を比較すると、短時間にわけても体重減少や血圧低下が認められたという報告がされています。

(3) 食事面の勘違い
魚には意外とカロリーが高いものがあります。それはサバ・サンマ・アジなどの、青魚と言われるもの。タイやスズキなどの白身魚と比べるとカロリーはおよそ2倍。同じ量の豚もも肉よりもカロリーが高いのです。食べ過ぎには注意しましょう。