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第65回(7/29)

動物とつくる癒しの時間
健康!アニマルセラピー入門

ゲスト パンチ佐藤

アニマルセラピーとは、人間と動物が関わる中で人間の心や身体が癒されていく事。今、世界的に様々な健康効果が明らかになりつつあり、日本でも病院などで導入されています。
癒しを得るための大切なポイントとしてあげられるのは、動物にストレスを与えないこと。ストレスを持つ動物からは癒しよりストレスが与えられてしまいます。お互いにストレスを感じない関係が大切です。

ストレスを与えない「ワンちゃんとの触れあい方」

ポイント(1) 「姿勢」
上から見下ろされると、ワンちゃんは恐怖心を抱き警戒してしまいます。姿勢を低くすると、ワンちゃんは興味を示してくれます。
ポイント(2) 「手」
ワンちゃんと仲良くなれる手のポーズは「グー」。指先を見せずに手の甲を向けてあげる様にしましょう。
「パー」は顔をつかむと勘違いされ、ワンちゃんにストレスを与えてしまいます。
ポイント(3) 「首筋」
鼻先やしっぽなどの先端を触らず、首筋をなでてあげましょう。

また、素早い身体の動きはワンちゃんを緊張させてしまいます。ワンちゃんにはゆったりと接してあげましょう。

犬種別「癒しポイント」

『プードル』
  利口で活発。しつけもしやすく愛嬌のある姿で飼い主を癒してくれます。
『チワワ』
  飼い主に深い忠誠心を持つので、絆を築きやすい傾向にあります。
『ミニチュアダックスフンド』
  人なつっこく明るい性格のため、コミュニケーションが取りやすい
  ワンちゃんです。

また小型犬の中でアニマルセラピーにおススメのワンちゃんが『シーズー』。温厚でなつきやすい性格のため、じっくりワンちゃんと触れあえ、ワンちゃん初心者や高齢者でも飼いやすい傾向にあります。ただ、ストレスを与えないためにも毛の手入れは忘れずにしてあげましょう。 
『ラブラドール・レトリーバー』や『ゴールデン・レトリーバー』は穏やかで明るく、運動量も豊富。一緒に遊ぶと運動効果も期待できます。
『ビーグル』や『ジャック・ラッセル・テリア』も、元々狩猟犬なので運動量が豊富です。ワンちゃんと一緒に運動したい人におススメです。

このように犬種によって性格や運動量が異なるため、より効果的な癒しを求めるためには、飼う目的を明らかにすることが大切です。また一度飼ったら、最後まで責任を持って飼う覚悟も必要です。

※アレルギー疾患や動物恐怖症などの人は、事前に医師に相談して下さい。