第57回(6/3)

今日からできる!スッキリ胃袋健康術

ゲスト 松本伊代

胃は私たちの健康を守り、増進するためにとても大切な臓器。
しかし、日本人の胃は釣り針のような形をしているため食べ物が出にくい構造になっていて、比較的胃が弱い民族なのだそうです。他にも乱れた食生活や、ストレス、加齢など、胃の不調の原因は様々ですが、胃を快適に保つために大切なポイントがいくつかあります。

咀嚼(そしゃく)

胃を快適にするためにまず大切なのは、胃液をコントロールすること。そのためには「咀嚼」が重要な役割を果たします。咀嚼をよくすると唾液が分泌されますが、同時に胃では胃液が分泌され、消化の準備が整います。その上で咀嚼で細かく砕かれた食べ物が胃に送られてくるので、速やかな消化活動により、胃の負担も軽くなるのです。一口30回は噛むようにしましょう。

胃を快適に保つための食生活の注意点

・消化に良いのは焼き物よりも煮物です。焼き魚は身が固いので消化に時間がかかってしまいます。
・空腹時に甘い物をたくさん食べると胃が荒れてしまいます。甘い物は食後に食べた方が良いでしょう。
・胃の出口は右側にあるので、食後カラダの右側を下にして寝ると食べ物が腸に行きやすくなります。

衰えた胃を健康に保つ方法

胃の快適な消化活動に欠かせないもう一つの働きが「ぜん動運動」。これは胃の筋肉の収縮により消化を助ける運動ですが、年齢とともにカラダの筋肉量が低下し、ぜん動運動も低下する場合があります。このように衰えてしまった胃は、腹筋や腸腰筋を鍛えてサポートしてあげましょう。胃の位置が戻り胃の活動も正常になります。

ドクターおススメ!「胃袋健康体操」

(1)仰向けに寝て、両足のヒザを曲げます。
(2)片足一回ずつ、足をゆっくりお腹に引き付けます。
(3)最後に両足同時にお腹に引き付けます。
これで1セットになります。
ポイントは、足を引き付ける時に息を吐きながらゆっくり動かすことです。
1日5〜6セット、食前に行うと効果が期待できます。
※腰の悪い方は医師と相談の上、行って下さい。