第46回(3/11)

あなたは大丈夫?息さわやか口臭改善法

ゲスト 嶋大輔

口臭には、「病的口臭」と「生理的口臭」の2種類があります。病的口臭とは、歯周病や虫歯、内臓疾患といった病気の症状として現れる口臭で、常に臭うのが特徴です。
もう一つの生理的口臭とは、健康な人にも体調や生活習慣等の生理的原因により一時的に生じる口臭のことで、これには様々な原因・要因がありますが、その一つに乾燥があります。

寝起き

どんな人でも1日のある時間になると口臭がおこりやすくなります。それが起床直後。睡眠中は口腔内の清潔を保持したり、良い環境を維持するための「唾液」が欠乏するからなのです。
唾液には食べた物の消化を助けるだけでなく、口の中の洗浄・殺菌・phの調整等、口内環境を一定に保つ重要な働きがあります。しかし睡眠中は唾液がほとんど分泌されないため口の中が乾燥し、口内環境が悪化してしまうのです。起きてすぐの口腔内の環境は最悪の状態。起床直後の唾液に含まれる細菌数は1ccあたりなんと1億〜100億!そのため起きてすぐ歯を磨く事が非常に重要になってきます。歯磨きは食後も大事なのですが、口臭予防の歯磨きは起床直後に行った方が効果があるのです。
他にも、空腹時や疲労時・緊張時・ストレスがかかっている時などが口臭が生じやすい時間帯としてあげられます。

咀嚼回数

柔らかい物をよく食べたり、早食いをしたり、咀嚼回数が少ないと口臭の原因になることがあります。咀嚼と唾液の分泌には大きな関係があり、よくかむと唾液の分泌が促進され口内の洗浄力がアップするのです。よくかんで唾液を出す事は口臭予防の第一歩なのです。

舌磨き

舌磨きは口臭予防に効果を発揮しますが、磨きすぎて舌を傷つけてしまいますのでご注意ください。

唾液分泌を促す『ひょっとこ体操』

(1)ひょっとこの様に思いきり口をすぼめ、舌を細かく動かす。
(2)次に口を横に広げ、舌を細かく動かす。
このエクササイズをそれぞれ20秒ずつ行いましょう。
少量の水を口に含みながらやるとさらに効果的です。

また、舌の動きと唾液の分泌は密接に関係しているので、早口言葉も唾液の分泌を促進してくれます。

「口臭」豆知識

・男性の方が口臭がしやすいイメージがありますが、実は口臭の発生と女性ホルモンには相関関係があります。
・腸内ガス(オナラ)の15%は、血液を通じて呼気に含まれます。ただ通常は、それが口臭に反映されることはないようです。