第16回(7/30)

冷房病

ゲスト 伊東四朗

暑い屋外と冷房で冷えた室内を出入りすることが多いこの季節。
急激な温度差にカラダが対応できないことが、冷房病の原因になっています。
多くの女性が感じている冷えや関節痛、頭痛。胃腸不良に食欲不振、倦怠感や肩こりも冷房病の症状なのです。
エアコンの温度は室内と室外の気温差を最大5℃〜7℃までにおさえる ように設定し、冷気が直接体に当たらないようにしましょう。
また、冷房病を予防するには人間の体の中の体温、「内臓温度」を下げない事も重要です。
そしてそのヒントが、冷房のない江戸時代の暮らしの中にあったのです。

温かい物を食べて、胃腸を温めましょう。

この温かい物の代表例が味噌汁。江戸庶民の食事には夏でも温かい味噌汁が並んでいたそうです。
体を温め、胃腸の働きをよくする作用のある「しょうが」を味噌汁の中に入れるとより効果的です。

夏でも冷たい水ばかり飲んではいけません。

そこで江戸庶民が飲んでいたのが「麦湯」。
いわゆる温かい麦茶のことです。
麦茶は、体を冷やすカリウムの含有量が他のお茶やコーヒーと比べて格段に少ないので、冷房病予防にはうってつけなのです。

暑い時でもお風呂に入りましょう。

湯船につかって体を温め、汗をかくことによって、乱れた体温調節機能が回復します。

また、日本には古来より暑い夏を涼しく過ごすための知恵がありました。

すだれ

窓の外にすだれを吊るすことにより、直射日光を遮り室温の上昇をおさえます。

ゴザ

通気性がよく湿度調節に優れているので、敷布団の上に敷くと気持ちよく眠れます。

打ち水

水が蒸発する時に周囲の温度を下げてくれます。

最後に、冷房病対策にとっておき「おじぎ体操」をご紹介しましょう。
この体操をすることにより体の内側の筋肉が鍛えられ、冷えに強いカラダをつくります。

おじぎ体操

まっすぐ立った姿勢から、腰が90度に曲がるまで、20回おじぎをします。ひざが曲がらないようにし、息をゆっくり吐きながら行いましょう。