平井佳美  (18歳~) …松浦亜弥 (少女時代) …後藤果萌
松浦亜弥 後藤果萌
 昭和43年、名古屋市に生まれる。少女期には、心臓病による体の変調のため周囲から激しいイジメを受けるが、健気にたくましく成長していく。小学校6年生を二度経験し、念願の中高一貫教育の名門女子校に入学する。心臓病にもめげずに、高校時代には悩んでいる友人を励まし、そして恋もして輝いた23年の人生を全うする。

平井信彦  宅麻 伸
宅麻 伸
 佳美の父親。当時の医学レベルでは治らないと診断された娘の病気を自分で治そうと決意し、一から研究をはじめ「IABPバルーンカテーテル」の初の国産化に成功する。結果的にそのカテーテルは今までにおよそ5万人の命を救ってきている。他にも、自分の父親が背負ってしまった多額の借金を、自分で開発した商品をアフリカに売り込み大ヒットさせわずか数年で完済するという離れ業もやってのけた奇跡の人。

杉浦博司  (22歳~) …中村俊太 (少年時代) …久野雅弘
中村俊太 久野雅弘
 佳美の日曜学校の先輩で、最後まで彼女を支え続ける。一流大学の工学部を卒業したにもかかわらず、佳美の両親の会社に就職する。命の期限を悟っていた佳美は、博司の自分に対する思いにわざと背を向けたが、それでも彼は彼女を愛し続け、信彦に佳美と結婚させてほしいと申し出る。佳美が亡くなり15年以上たった現在でも、彼は佳美の両親の会社で働いている。

松本華奈  須藤温子
 佳美の高校時代のクラスメート。当時辛いことがあり自殺を考えていたが、佳美に止められ命を大切にするよう励まされる。

平井恵美  (佳美より2歳年上)(20歳~) …林 マオ (少女時代) …斉藤奈々
 佳美の姉。成績優秀で、中高一貫教育の名門・愛麗学園に合格。病気の佳美を姉らしく優しく支える。

平井由美  (佳美より3歳年下)(15歳~) …杉浦麻美 (少女時代) …荒井 楓
 佳美の妹。活発で、小学校時代イジメられていた佳美を救ったり、様々な面で姉を助ける。

木村 勝  平田 満
 医療工学の研究者。娘の心臓病を自分達の手で治したいという、佳美の両親の熱い思いを受け入れ、手弁当で信彦と京子に医療工学を教授する。

平井京子  高橋惠子
高橋恵子
 佳美の母親。心臓病の佳美を様々な場面で支え、彼女に生きる勇気と希望を与え続けてきた。同時に、副社長として夫と二人三脚で心臓の研究をして「IABPバルーンカテーテル」の国産化を成功させる原動力となる。才色兼備で、佳美の憧れの女性。前向きな熱い思いで、平井一家に様々な奇跡を起こす。