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第318回(8/5) 熱中症

ゲスト:大竹七未
ゲンキスチューデント:岡副麻希
ゲンキリサーチャー:レッド吉田
ドクター:三宅康史

今年の夏も例年通り猛暑。熱中症で多くの人が救急搬送されています。8月はもちろん、残暑の9月も注意が必要。熱中症対策はまだまだ気が抜けません。今回は、今年の夏を最後まで乗り切るために「熱中症」を徹底チェックします!

日本屈指の暑い街・熊谷市に学ぶ熱中症対策

先月41.1℃を記録した埼玉県熊谷市は、日本屈指の暑い街。
そんな熊谷市で行われている、様々な熱中症対策をご紹介します。

・「甘酒」
ビタミンB群・アミノ酸・ブドウ糖・オリゴ糖など、栄養が豊富な甘酒は、吸収が早く「飲む点滴」と言われています。さらに、塩分も含んでいるので熱中症対策にピッタリです。

・「クーラー」
高齢者は、屋内で熱中症を発症する事が多い傾向が見られます。その理由のひとつが、クーラーをつけないこと。クーラーをつけるとダルくなるという方は、下半身が冷えないような服装や、風を直接受けないよう工夫をしてみてください。

・「冷や汁」
熊谷周辺でよく食べられている冷や汁は、塩分補給のできる味噌、ミネラルが豊富なキュウリ、ビタミンB1を含む青ジソやビタミンEを含むゴマ、さらにナスには胃液の分泌を促し食欲増進が期待できるコリンが含まれており、熱中症対策にピッタリの料理です。
《材料》
キュウリ、ナス、青ジソ、ミョウガ、ゴマ、ネギ、味噌などが入っただし汁、そうめん
《作り方》
・ナスとキュウリを薄切りにして、塩もみをする
・味噌のだし汁にゴマと氷を入れる
・だし汁に塩もみした野菜と青ジソ、ミョウガ、ネギを入れたら完成
完成した冷や汁をそうめんのつけ汁にしていただきましょう。

熱中症対策あれこれ

・熱中症の初期症状
熱中症の初期症状には、「頭痛」「寒気」「こむら返り」などがあります。頭痛や寒気は風邪の症状ですが、暑い環境に長くいたときは、熱中症の可能性があります。また、こむら返りは、脱水症状のサイン。暑い環境に長くいた後の体調不良は、全て熱中症を疑いましょう。

・熱中症の対処法
熱中症の対処法は、危険度によって下記の3つに分かれています。
《熱中症の危険度と対処法》   
I度 症状)めまい、立ちくらみ、筋肉痛、脚のつり、大汗をかく
   対処)涼しい場所に移動、体を冷やす、水分・塩分・糖分を補給

II度 症状)集中力や判断力の低下、吐き気、疲れ、倦怠感
   対処)(I度の対応を持続)誰かが見守る、改善しなければ病院へ

III度 症状)けいれん、意識がもうろう、体温が高くなる
   対処)救急車を呼ぶ

危険度1なら、涼しい場所に移動し、水分や塩分を補給。危険度2以上では、医師の診察も含めた対処が必要です。

・熱中症予防になる飲み物
「牛乳」
熱中症予防の条件の1つは、たくさんの汗をかき体温調節することですが、そのカギとなるのが血中の水分量です。実は身体を動かした後に牛乳を飲むと、その量が7.6%も増えるという結果があります。これは、水分を引き寄せるアルブミンが増えるためで、結果体温調節機能が向上します。運動後30分以内に飲む事で、熱中症になりにくくなります。

「炭酸水」
血行を良くし胃の働きを活発にする働きがあり、水の吸収率がアップします。

「レモン水」
疲労回復の効果が期待できるビタミンCが含まれています。