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健康カプセル!ゲンキの時間

毎週日曜 あさ7:00

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石丸幹二
坂下千里子

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第285回(2017.12.3)

感染症

感染症

ゲスト:山村紅葉
ゲンキスチューデント:滝裕可里
ゲンキリサーチャー:X-GUN
ドクター:満田年宏

毎年猛威をふるう、インフルエンザとノロウイルス。今年の冬、インフルエンザは12月ごろから流行り始め、1~2月にピークをむかえる予想です。一方ノロウイルスは11月ごろから流行り始め、ちょうど今頃から年末年始にかけてピークの予想です。そこで今回は、「命を守るドリル・感染症編」。これだけは知っておきたい2大感染症の予防法をご紹介します。

命を守るドリル・インフルエンザ編

インフルエンザは主に、患者のくしゃみや咳などのしぶきを吸い込み二次感染する飛沫感染や、患者が触ったところを二次的に触ることで感染する接触感染が多くなります。もし家族がインフルエンザにかかってしまったら、自分が感染しないためにはどうしたら良いのでしょうか?

・ウイルスはプラスチックの上ではおよそ二日間生存可能です。患者が触ったものに触れて鼻などをこすると、接触感染のリスクが高まるので気を付けましょう。同じように、患者の使用したマスクはたとえ表側であってもウイルスが付着しているので触ってはいけません。患者が自分で捨てるようにしましょう。自分のマスクを捨てるときも、耳かけの部分を持つようにしましょう。
・飛沫感染予防のためには、最低1.5m離れなければいけません。眠るときも本来は患者と別室で眠ることが望ましいですが、難しい場合は頭を反対に向けて眠れば十分離れることができます。
・加湿器は湿度が高すぎるとダニやカビが増えてしまうので注意しましょう。湿度は50~60%程度がベストです。

命を守るドリル・ノロウイルス編

感染力はインフルエンザのおよそ1000倍というノロウイルス。感染経路には経口、飛沫、接触などがあります。もし自分がノロウイルスにかかってしまったら、他の人にうつさないためにはどうしたら良いのでしょうか?

・トイレを流す時には、必ずふたを閉めて流すようにしましょう。便器の仕様によって水しぶきの量に違いはありますが、ふたを開けたまま流すとかなり遠いところまで飛沫が飛び散ります。この飛沫の中に大量のウイルスがいると、接触感染のリスクが高まり大変危険です。またトイレマットにウイルスが浸みこんで乾燥すると人が動いた時に舞い上がり、次の人が吸い込むと感染発症してしまいます。

「汚染されたトイレの消毒方法」
汚物を直接拭き取る場合は、2ℓの水にペットボトルのキャップ8杯分の漂白剤を混ぜましょう。掃除をする際には十分に換気し、ビニール手袋やエプロンを使用してください。

正しい手洗いの方法

感染症の基本的な予防と言えば手洗いです。もう一度正しい手の洗い方をおさらいしておきましょう。

(1)蛇口を開けて水を流します。水は最後まで流しっぱなしです。
(2)軽く手を濡らし、手のひら、手の甲を洗います。
(3)手のひらの上で爪の中と、表面をこすります。指を曲げて、指のシワの中も洗います。
(4)指と指の間はこすって洗いましょう。
(5)親指は手でつかみ、ねじるように洗います。
(6)手首を洗います。この時、手の両側も一緒に洗います。
(7)最後に20秒を目安に手首から指先にかけて水で流し、ペーパータオルなどで水分を拭き取ります。
(8)水を止めるのもペーパータオルで行いましょう。

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