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第242回(1/29) 血圧

ゲンキリサーチャー:X-GUN
ゲンキスチューデント:滝裕可里

気温が下がると上がる、血圧。冬は血圧が高い人には魔の季節で、春にかけて脳卒中や心疾患などを発症しやすくなります。
そこで今朝は、冬に血圧が変動する暮らしのポイントを徹底調査。危険な落とし穴をお教えします。さらにたった10分で血圧が下がる、簡単スゴ技もご紹介します。

日常生活の中の血圧上昇ポイント

・温度差
冬に血圧が上がる一番の落とし穴は温度差。外出は最も気を付けなければいけない行動です。外出するとき、30分ほど前に首にマフラーを巻いておくと、手足が温まった状態で外出することができるので効果的です。手足には動静脈吻合という動脈と静脈をつなぐ場所がありますが、首にはその血管を開くセンサーがあり、温めるとそれが作動するため末梢の血管まで開いて血圧が下がるのです。また帰宅した際は、まず暖房をつけて室内を温め、30分くらいしてからコートなどの上着を脱ぐと良いでしょう。
さらにベランダで洗濯物を干すなどの短時間の行動でも、上着を羽織り、靴下や靴を履いて足元まで防寒することが大切です。

・ストレス
ストレスも血圧上昇の原因になります。日常の家事の中では特に夕食の支度などに注意が必要です。献立を考えることもかなりストレスになり、夕食時は時間に追われがちなので血圧が上がりやすくなります。メニューを日ごろから考えておき、時間に余裕を持たせるなどしましょう。
また仕事の会議や商談などで緊張するときには、深呼吸がおススメです。ゆっくり息を吐くと静脈から心臓に戻る血液の量が減って心臓から出る血液の量も減るので血圧が下がります。

・カラオケ
ストレス発散になりそうなカラオケですが、コブシがある曲や声を張り上げて歌う曲などは血圧が上がります。一人で続けて歌うのではなく、順番に歌うのが血圧のためには良いでしょう。

・飲み会
ついつい盛り上がってしまう飲み会ですが、飲み過ぎには注意が必要です。お酒を飲むと1〜7時間は血圧が下がりますが、翌朝の血圧が上がります。またおつまみも、塩分が少ない物を選ぶようにしましょう。

・入浴時
1月は、入浴時の心肺停止発生件数が最も多いシーズンです。脱衣所や浴室を温めるように心がけてください。入浴前にお風呂のドアを開けて湯船にシャワーをかけ、蒸気を脱衣所にも充満させることでどちらの温度も高めることができます。お風呂から上がる前にもドアを開けて、温かい蒸気を脱衣所に送り込むようにしましょう。

・就寝中のトイレ
排尿だけでも血圧が上がりますが、さらに布団の中とトイレの温度差でも血圧が上がります。トイレに行くときにも手間を惜しまず、スリッパを履いて上着を羽織るようにしましょう。また夜の間トイレの電気をつけっぱなしにしておくと、中が暖かくなります。電気代は月80円程度なのでぜひお試しを。

・起床時
1日の中で血圧の変動が最も大きいのが朝です。起床後1時間は心筋梗塞の発生率が最も高い時間帯なので特に注意してください。目覚めてもすぐには布団から出ず、横になったまま2〜3分手足をゆらゆら動かして、血液循環を良くしてから起き上がりましょう。

たった10分で血圧が下がる!簡単高血圧改善法

親指と人差し指の間にある「合谷」というツボを押すと、上半身の血管が開き血圧が下がります。1日3回、左右5分ずつ、少し痛みを感じる程度に強めに押しましょう。

冬は血圧の落とし穴だらけです。どのような行動で血圧があがるのか理解して、血圧を上げる要因を重ねないことが大切です。さらに血圧が上がる一番の原因は塩分の取り過ぎです。減塩を徹底的に行いましょう。