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第192回(1/31) 上田市

ゲンキリサーチャー:ザ・たっち

今朝のゲンキの時間は、健康街ぶらシリーズ第四弾。
今年注目の真田幸村の故郷、長野県上田市からお届けします。
長野県は男女ともに平均寿命第一位の日本一の長寿県。
誰もが学ぶべき様々な健康の秘訣に溢れています。

真田幸村の健康グルメ&秘湯

当時の長野ではとても貴重なものだったお米。
真田幸村の兄信幸は弟との別れ際、冷や飯をこね、味噌を入れて丸めた食べ物を渡したと言われています。
実はこの中に、ある健康効果が隠されています。
それは冷ごはんに含まれるレジスタントスターチ。
レジスタントスターチは、お米に含まれているデンプンが冷えて変化した成分で、消化を緩やかにさせる特徴があります。
つまり冷たいご飯は腹もちが良く、長旅や戦場にはもってこいの食品だったのです。
さらに血糖値の上昇を緩やかにしてくれるという、現代人にもうれしい効果があります。
糖尿病や肥満の予防にもつながります。

また常に傷の絶えなかった幸村の身体を癒したと言われているのが、信州角間温泉。特徴は茶褐色の炭酸泉です。
炭酸泉は二酸化炭素が入り込んだ温泉で、炭酸ガスの粒子は非常に小さいため皮膚にゆっくり浸透していきます。二酸化炭素が皮膚から毛細血管に入り込むと血行が促進され新陳代謝が活発になり、傷の治療や疲労回復、冷え症や肩こりに効果があると言われています。

長野県の長寿の秘訣

・標高
長野県のように標高が高いところは酸素が薄いですが、ミトコンドリアが低酸素に対応するために役割を果たしています。
ミトコンドリアは、細胞の中にある酸素を使ってエネルギーを作っている器官です。
本来は加齢によってその機能が衰えますが、高地のように酸素濃度が低い場所ではミトコンドリアが常に活性化し、年をとっても細胞レベルで健康が維持できるのです。
世界三大長寿村と言われるエクアドル、パキスタン、カスピ海近くの村もすべて標高が高いところに位置しています。
高地に住んでいなくても、登山やスキーで低酸素の場所に行くことで同じような健康効果が得られます。

・人生二毛作社会プロジェクト
長野県が県を挙げて取り組んでいる「人生二毛作社会」プロジェクト。高齢者の積極的な就業をサポートするもので、長野県の65歳以上の就業率はなんと全国でナンバーワンとなっています。
長野県では高齢の方でも趣味や仕事を持ってイキイキとしています。

・野菜
長野県民は野菜の摂取量も日本一です。
野菜や果物を食べるときには皮ごと食べることで、抗酸化作用を高めることができます。
また長野では、多くの家庭で自家製の野沢菜を塩で漬けています。
野沢菜にはカリウムが含まれているため、塩分はあっても血圧が上がりにくいのです。
さらに自家製ならではの発酵もポイントで、乳酸菌が多くなり整腸作用や免疫力を高める効果があります。
発酵した野沢菜が手に入らない場合は、味噌やキムチなどの発酵食品と野菜を一緒に食べるのがおススメです。

・蕎麦
信州長野の名物と言えば、やはり蕎麦。
蕎麦には抗酸化作用を持つルチンやビタミンB群、食物繊維など様々な栄養素が含まれており、完全食とも呼ばれています。
また昔は保存のために行われていた蕎麦の「寒ざらし」ですが、寒ざらしすることによって「GABA」という物質が増えることがわかりました。
「GABA」は、トマトやジャガイモなどに含まれるアミノ酸で、リラックス効果や血圧を下げる効果のある栄養素です。
それが蕎麦を寒ざらしすることで3倍に増えるのです。
他にも長野県には、信州名産のくるみダレで味わう、血液サラサラ「くるみ蕎麦」や、解毒作用抜群の「炭蕎麦」、消化をサポートする「おしぼり蕎麦」などお悩み別おススメ蕎麦がたくさんあります。
皆さんも自分に合う一品を見つけてみてはいかがでしょうか。