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第181回(11/8) 糖尿病

ゲンキリサーチャー:X−GUN
ゲスト:内山信二

世界で、6秒に1人が亡くなっているという糖尿病。
糖尿病は血管をボロボロにするだけでなく、認知症のリスクを高めるということも最近わかってきました。
今回は、ジェットコースターのように「急上昇させると危険」と言われる血糖値について調査。
お酒と血糖値との関係にも迫ります。
また糖尿病から脱出する方法を成功者に伝授してもらいました。

ジェットコースター血糖値の恐怖

血糖値は1日の中でも変動しています。
空腹時は低く、食事をすると上がり始め、およそ60分〜90分後にピークになるのが一般的です。
食事をする際、野菜を先に食べると良いと言われるのは、食物繊維のおかげで血糖値が上がりにくくなるためです。
この血糖値の変化は、正常な状態ではメリーゴーラウンドのようにゆるやかですが、糖尿病の可能性が出てくるとジェットコースターのように激しく上下します。
そのジェットコースター状態が続くと、糖が血管の内側をやすりのようにこするため血管が傷つき、ダメージを受け続けます。そしてさまざまな合併症が出てくるのです。
例えば目の網膜の毛細血管に障害がでると網膜症、腎臓に障害を起こすと腎症、神経や末端の血管に障害が起こると麻痺やえそを引き起こします。
また糖尿病の人はそうでない人に比べて、心筋梗塞や脳梗塞になる確率が3倍〜5倍というデータもあります。
糖尿病は血糖値が高くなるだけでなく、血管をボロボロにしてしまう病気なのです。

アルコールと血糖値の関係

アルコールには血中に糖を放出するのを抑制する働きがあり、血糖値が上がりにくくなります。
ここだけを見るとお酒は糖尿病に良いように思えますが、問題はそのあとにあります。

まず1つ目は、アルコールには食欲を高める作用があるため、つまみをたくさん食べ過ぎてしまうということです。
お酒のせいで血糖値が上がらないということは、だらだら食べ過ぎてしまう原因になります。
2つ目は、お酒を飲んでも血糖値がいつも通り上がる方の場合、アルコールの血糖値を抑える作用が出てきたときには血糖値が下がって空腹感に襲われ、シメのラーメンを食べてしまうのです。
しかもお酒を飲んでシメのラーメンを食べた後は眠るだけとなると、糖を消費することもできずに、翌朝まで血糖値は上がったままということになります。
そして3つ目は、お酒を飲んでも血糖値が上がる人の場合、満腹感を感じて逆に食べられなくなりますが、お酒ばかり飲んでしまうのでいずれにしても注意が必要です。
お酒を飲むと普段とは違った血糖値の変動になるので、自分の傾向を知ってお酒との付き合い方に気を付けましょう。

糖尿病予防・改善クイズ

(1)ジェットコースター血糖値を防ぐために最初に食べたいおつまみは?
A 枝豆  B きゅうりとワカメの酢の物  C ひじき煮
答え→B 酢自体にも食べ物の吸収を遅くする作用があり、きゅうりとワカメには食物繊維が豊富に含まれています。

(2)どうしても食べたいおやつ。
ジェットコースター血糖値になりにくいのはどれ?
A どら焼き  B カステラ  C シュークリーム
答え→C シュークリームは脂質を多く含みますが、糖質は一番少ないため他の物に比べて血糖値はあがりにくいです。

メリーゴーラウンド血糖値への極意

糖尿病予防・改善のための極意はやはり歩くこと。
1日あたり男性は9000歩、女性は8500歩、距離にしておよそ5〜6キロを目標に歩くと良いと推奨されています。
時間は食後30分、早足のウォーキングを30分間行うのがおススメです。
しかし、わかっていてもなかなか続かないという方も多いでしょう。
番組に登場していただいた加藤さんは、カメラ片手に歩くことで歩く距離を伸ばすことができたそうです。また斉藤さんは、お友達の犬と一緒に散歩をするようになって楽しく歩けるようになったといいます。
続けるコツやきっかけは身近にあります。皆さんも趣味を広げて楽しく歩いてみませんか?