アーカイブ

第180回(11/1) 日光

ゲンキリサーチャー:木本武宏

今朝のゲンキの時間は、健康街ぶら企画第二弾「日光」です。
日光は、年間1000万人が訪れる関東屈指の観光スポット。美しい紅葉も見ごろを迎えています。
今回は日光に根付く伝統に隠された健康の秘訣、そして生活習慣病にも効果があるおいしい日光名物もご紹介します。

日光で認知症予防

人は感動して心が動くと、脳が活性化します。物忘れだけが認知症の始まりではなく、感動が薄れることも認知症の始まりです。いろいろな事に関心を持って感動すること、それが脳の健康そしてカラダ全体の健康につながります。世界遺産の日光東照宮でたくさんの感動体験をして、脳を活性化させましょう。
そして東照宮のすぐ近くにある杉並木。ここにも健康の秘訣があります。
それが木の香り物質「フィトンチッド」。フィトンチッドを嗅ぐと、ストレスで過度になった脳の血流量を適度に抑える効果があり、心身ともにリラックスすることが分かっています。
このフィトンチッドは午前中の方がより多く放出されるため、歩くなら午前中がおススメです。家の近くの公園で行っても、同じ効果があるそうです。

日光で体幹強化

日光の伝統工芸品「日光下駄」。一般的な下駄と違って足を乗せる部分に草履が縫い付けられ、また歯の形が末広がりになっているのが特徴です。
この日光下駄を履くと、2枚の歯を意識することで重心の位置を自覚しやすく、ハの字型に広がっていて横方向の安定性にも優れているため重心が安定してきます。またしっかりと背筋が伸びてくるので姿勢の改善にもつながります。日光のお土産に日光下駄、いかがでしょうか。

さらに東照宮の神事として60年以上も前から行われている「やぶさめ」。
走る馬の上でおしりを浮かせた不安定な体勢をキープします。これに必要なのが太ももや体幹の筋肉。この筋肉を鍛える「騎射体操」を、この道40年の名人、高橋さんに教えていただきました。

「騎射体操」
(1)足を大きく開き腰を落とします。背中はしっかり伸ばしましょう。
(2)組んだ手のひらを地面に向け、頭の上へ持っていき、半円を描くように腕を下に回します。
目安は1日10回です。この体操で強靭な体幹を手に入れましょう。

血管に効く、伝統の極上グルメ

日光の名産「湯波」。京都の「湯葉」と違い日光は真ん中から引き上げるため二重になり、全体に波のようなシワができることから「湯の波」と書きます。
湯波は水分が少なく、その分タンパク質も濃縮されており、100gあたりで比べると豆腐の約4倍含まれています。この大豆たんぱく質はコレステロールを下げる効果などがあるため、動脈硬化や心筋梗塞など生活習慣病の予防に効果が期待できます。

他にも日光市では、市民と共に町ぐるみで健康促進に取り組んでいます。運動したり検診を受けたりするとポイントが加算される「にっこう健康マイレージ」は、100ポイント貯まると豪華な賞品がもらえるそうです。
都心から気軽に行ける日光で、健康ぶらり旅はいかがですか?