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第142回(2/1) 温泉

ゲンキリサーチャー:えとう窓口

日本で古くから愛されてきた、身も心も温まる極上の癒し、温泉。
今回は大分県別府市を一泊二日で巡る健康温泉旅がテーマです。
せっかく温泉に行っても、家に帰るとぐったり疲れているという方、温泉の入り方が間違っているかもしれません。
そこで今朝は、知って得する温泉の入り方を大特集!
入浴時間からタオルの使い方、温泉をハシゴすることで得られる驚きの効果まで徹底リサーチ。

転地効果

転地効果とは、温泉地のように日常とは違った環境に身を置くことで自律神経のバランスがとれ、心身のリフレッシュにつながる効果のことです。中でも別府のような海の近くの温泉地は、寒暖差が少なく気候も穏やかなので寒い冬にはぴったりです。
さらに海の湿気を含んだ空気は新陳代謝を高めるなど、より自律神経のバランスを整える効果もあるそうです。

知って得する温泉マニュアル

「温泉に浸かるのは、1日に2〜3回まで」
温泉は、熱や泉質などの影響で知らない間に体力を消耗します。
30分入浴すると、1キロのジョギングをしたのと同じくらい体力を使うため、これが疲れの元になってしまいます。
また湯に浸かる時間も、お湯の温度が40℃の場合1日20〜30分が目安です。
40℃以上の場合は、1℃上がるごとに浸かる時間を5分ずつ減らしましょう。

「宿に着いたらまずお菓子」
空腹状態で温泉に入ると、低血糖を起こす可能性があります。少量のお菓子を食べて少し血糖をあげておきましょう。

「タオルで体温調節を」
温泉に浸かっている間、タオルを頭に乗せる方も多いと思いますが、内風呂では、入湯前に冷水で濡らしておくとのぼせ防止に効果があります。
冬の露天では温かいタオルをのせると、頭が冷えるのを防いでくれます。

「入浴時間は3・5・8の法則で」
湯あたり防止のためには、こまめにお湯から出ることが大切です。最初は3分、次は5分、最後は8分という時間配分を忘れないようにしましょう。

「拭き方はタオルで叩くように」
お風呂から出たらタオルでゴシゴシ拭くのではなく、叩くようにすることで温泉成分が皮膚に残り、湯冷めしにくくなります。

「湯上りは炭酸。ただしビールはコップ1杯、ほどほどに」
湯上りに炭酸水やビールを飲むことで、胃のぜんどう運動が活発になり消化機能が高まります。

入浴は、食事の30分前には済ませましょう。食後に入浴すると、血液が皮膚の表面に集まるため胃の働きが弱まってしまいます。
また寝起きは脱水気味です。朝風呂は水分補給のあと、30分休憩をしてからにしましょう。

二湯巡り

機能温泉浴とも呼ばれる二湯めぐりは、異なる泉質の温泉に正しい順番で入ることで、最大限の効果が得られるという温泉の入り方です。

(1)クレンジング&保湿で美肌の二湯巡り
この泉質の組み合わせは強酸硫黄泉と食塩泉。まず一湯目の強酸硫黄泉の強い酸性の湯が余分な皮脂を分解。さらに肌の細胞が刺激を受け、古い角質が生まれ変わりやすくなります。
そして二湯目で保湿をします。メタケイ酸という、化粧品などでも使われる保湿成分を含んでいる湯に浸かることで、しっとりもちもちの美肌が得られます。

(2)代謝アップの湯
一湯目は別府名物の砂湯へ。じっくりと身体が温まってきます。そして全身の血行が良くなったら、二湯目は刺激が少なく身体に優しい単純温泉へ浸かります。身体の深部まで温まって代謝もアップ。冷え症の方におススメです。

(3)ヒーリング効果アップ!究極の癒し湯。
この入浴でポイントになるのがアルカリ度の強弱です。
人間はストレスを感じるとコルチゾールというホルモンの分泌量が増加します。これは別名ストレスホルモンとも呼ばれています。
このストレスホルモン、アルカリ度の強い湯から弱い湯に入ると、半分近くに減少したという調査結果があるのです。 
癒しを得たい方は、一湯目にアルカリ度の強い湯へ、二湯目には一湯目よりアルカリ度の弱い湯へ浸かってみましょう。

食べる温泉

今回の旅の中でいただいた、温泉の蒸気で調理された地獄蒸し。この料理では蒸気を吸い込むことがポイントになります。
塩分を含んだ食塩泉の蒸気を使ったものは、冬にダメージを受けやすいノドの働きに効果的です。
温泉に浸かるだけではなく、食べて身体の中からも効果を得ましょう。