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第128回(10/19) ストレッチ

ゲンキリサーチャー:ヴェートーベン

皆さんの身体は硬くなっていませんか?
身体が硬いと、普段何気なくやっている動作がぎこちなくなったり、普通の人がなめらかにやっていることができなくなったりします。
さらに歩くだけでも転倒の危険があったり、肩こりや腰痛の原因になったり、無駄な動きが多く疲れやすい、代謝が落ちて太りやすいなど多くのデメリットがあるのです。
今回はそんな悩みを解消する簡単ストレッチをご紹介。姿勢もよくなり若く見られる効果もあります。身体を柔らかくして健康な毎日を手に入れましょう。

身体が硬いとは?

人は筋肉を伸ばしたり縮めたりして動作を行いますが、柔軟性を失うと筋肉は硬く縮こまってしまいます。それにより関節を動かせる範囲も狭くなります。これが身体が硬いということです。
一番の原因は運動不足ですが、現代はデスクワークなど長時間同じ体勢でいることが多いのも要因になっています。
では実際に身体の硬さが日常の動作にどのように影響するのでしょうか?

(1)着替え
番組で行った着替えの検証。着ているTシャツを脱いで新しいTシャツを着、靴下を立ったまま履きました。
結果1位と3位の差はおよそ40秒もありました。
着替えの動作に関係する筋肉、Tシャツの脱ぎ着は肩甲骨です。筋肉が硬い人ほど引っかかってしまいます。また靴下では、上げた側の股関節と、履こうとしたときはもも裏のハムストリングスという筋肉が関係します。ハムストリングスが硬いと前に屈むことができず、腰で曲げようとしてしまって腰痛の原因になります。

(2)歩き
身体が柔らかい人と硬い人の歩きの違い、一つ目は足首の角度です。後ろ足を蹴りだしたときの足首の角度がおよそ40度違いました。身体が硬い人は足首やハムストリングスの柔軟性がないため、すり足気味になってしまいます。すり足はちょっとした段差に引っかかってしまいケガをするリスクがあります。
二つ目は歩幅。身体が硬い人は歩幅も狭くなり、腕の振りも小さくなります。前かがみに歩いてしまうので猫背で老けて見られがちです。また歩幅が狭いとその分歩数が増えるため疲労にもつながってきます。

このように身体の硬い人は日常の動作から損をすることが多く、それが肩こりなどの不調も引き起こしてしまいます。

ドクターおススメ!1日5分の簡単ストレッチ

「ハムストリングスの柔軟性を高めるストレッチ」
(1)椅子を支えにしてしゃがみ、左足の膝を床に着けて右足を前に出します。
(2)右ももの裏が伸ばされるまで左足とおしりを後ろにずらしていきます。
この時前かがみになり、背中からもものラインが一直線になるようにします。右足はつま先を軽く立てます。ももの裏を意識しましょう。
この状態で30秒キープ。これを左右3セットずつ行います。
間違った姿勢で行うと腰やひざを痛める原因になるので注意しましょう。

「肩こりや猫背の改善に肩甲骨回しのストレッチ」
ひじをおよそ90度に曲げ、背後で時計回りに回します。
この状態で10秒キープ。続いて手を替えて反時計回りに回します。
これを5セット行います。
身体が傾いたりひじを曲げすぎたりすると、実際には肩甲骨が回っていないので注意しましょう。

肩こり解消や若見え効果もあるストレッチですが、大切なのは継続することです。1日5分の簡単ストレッチ、まずは今日から始めてみましょう。