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健康カプセル!ゲンキの時間

毎週日曜 あさ7:00

CBCテレビ製作/TBS系28局ネット

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出演
石丸幹二
坂下千里子

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第123回(2014.9.14)

ダイエット

ダイエット

ゲンキリサーチャー:ザ・たっち
ドクター:島野雄実

最近ダイエットや運動をしても痩せにくくなったと感じている方、結構多いのではないでしょうか?
実は基礎代謝量のピークは10代後半で、それ以降は年齢を重ねるにつれ下がる一方。自分で思っている以上に身体は、太りやすく痩せにくくなっているのです。
さらに中高年は仕事の都合や家庭の事情により、生活に変化が起こりやすい時期でもあります。その環境の変化に伴う生活習慣が肥満の原因になっていることも多くあります。
そこで今朝は身体の中から健康になれるダイエット法を大公開。本当に知りたい中高年のダイエットをお教えします。

中高年が太ってしまう原因とその対策

ダイエットの第一歩は自分の生活習慣の特徴をしっかり捉えること。そこをスタートラインとして生活習慣を変えていきましょう。

・極端な食事制限をすると脳はエネルギーが足りないと判断し、代謝を落としたり栄養の吸収力を高めたりしてエネルギーを溜めようとします。その結果エネルギーが体脂肪として蓄積されやすくなってしまいます。これが「溜めこみモード」です。偏った食生活を長く続けると慢性的な溜めこみモードになり、逆に太りやすくなります。

・運動をダイエットに活かすにはタイミングがポイントです。体脂肪は空腹時に備えて蓄えられたエネルギーなので、空腹であればあるほど効率よく燃焼できると言われています。そのため、前回の食事から長い間隔があく朝食前の運動がねらい目です。
せっかく運動をしてもそのあと食事をしてすぐ寝るという悪循環では、運動習慣があってもなかなか痩せられません。

・おやつを食べると同時に血糖値も上がるため、脳は血糖値が上がるタイミングを学習します。そして間食をしないと気が済まないという習慣が定着してしまいます。

・ひとつのお皿で済んでしまう「一品物」と言われる食事。手軽に食べられますが、一品物はどうしても炭水化物が多くなる傾向があります。エネルギーとして使いきれなかった炭水化物は、身体の中で中性脂肪に変えられてしまいます。

今回、肥満解消のスペシャリスト島野先生に教えていただいたダイエット法のポイントは次の4つです。
(1)間食しない。
(2)夕食は夜8時までに食べる。
(3)野菜を大皿で、3食食前に食べる。(ドレッシングは何でもOK)
(4)おかずの量は少なく、種類を多くする。

何かを抜いたり制限したりするダイエットは長く続けることは難しいですが、このダイエットの利点は食事を減らしたという感覚が少ないので継続しやすく、リバウンドも起こりにくいことです。
番組に登場していただいたポチャレジャーの皆さんも、4週間のチャレンジで驚きの結果が出ました。

ダイエットの落とし穴

・中高年の方が陥りやすいのが健康に良いと言われる食品を積極的すぎるほどに摂ってしまうことです。乳製品や果物、野菜ジュースなども糖質やカロリーはゼロではありません。食べ過ぎには注意しましょう。

・野菜をたくさん食べるのはお腹を満たすためです。お肉など他の食材を混ぜると結局おかずの食べ過ぎになってしまいます。野菜とお肉は分けて食べましょう。

・野菜は野菜でもトウモロコシは糖質が多いのでたくさん食べる野菜には向いていません。芋、カボチャなども同様なので注意しましょう。

ついやりがちな食習慣に気を付けて、ダイエットを成功させましょう。

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