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第113回(6/29) 噛む

ゲンキリサーチャー:ヴェートーベン

先日の放送で、噛むと脳が活性化し認知症予防になると紹介しましたが、他にも噛むことで多くの健康効果が得られます。
そんな噛む力を維持するためにカギとなるのが、噛み合わせです。
噛み合わせが悪いと良い効果が得られないばかりか、逆に病気を引き起こす可能性もあります。
噛み合わせを正すことで全身がパワーアップし、日々の暮らしにも様々な効果をもたらしてくれるのです。

噛み合わせチェック

つま先とかかとをそろえて目安となるポールの正面に立ち、目を閉じます。噛み合わせが悪い人は体が揺れたり、中心からずれたりします。
(他の人に見てもらいチェックしてみてください)
また割りばしの中心を軽くくわえることでもチェックできます。
くわえたまま鏡などを見て、左右どちらかに下がっていると噛み合わせが悪いということになります。
噛み合わせを悪くしてしまう原因は、頬杖をつく、うつ伏せで寝る等があげられます。またテレビを見ながら食事をして横を向きながら噛み続けることも、噛み合わせを悪くする原因の一つです。

噛み合わせと健康

噛み合わせが悪いと、姿勢のバランスをとるとき頭の位置がズレてしまい、それがカラダ全体のバランスの崩壊につながります。そして肩こりや腰痛など多くの弊害を引き起こすと言われています。
噛み合わせを正すと、歯の神経から大脳へ送られる情報量がアップし、脳がより活性化します。そして脳から筋肉へより強く動かす指令が出て筋力のパワーアップにつながり、さらにボディバランスが変化し安定するようになってきます。

番組で行った実験でも、噛み合わせを正すとバランス力が抜群によくなったり、ゴルフのドライバーの飛距離がアップしたりと目に見えてその効果が実感できました。

家庭できる噛み合わせトレーニング

本来なら病院でマウスピースを作ったり、専門医の矯正を受けたりして噛み合わせを正すのがベストですが、家庭でも手軽にできる矯正法を、教えていただきました。

(1)肩の力を抜いて正面を向いて立ち、軽く口を開けます。
(2)その状態のまま30度ほど上を向きます。
(3)上を向いたままゆっくりと口を閉じ、一か所でも歯が触れ合ったところでストップします。
(4)その状態をキープして、ゆっくり頭を正面に戻しましょう。

ポイントは一か所でも歯が触れ合ったところで必ずストップすること。
他の歯が触れ合うまで口を閉じてしまうと、その時点で理想の噛み合わせが崩れてしまいます。
噛み合わせを正してストレッチや散歩などで身体を動かすと、徐々に筋肉がその状態を記憶していくとのこと。

日常の生活の中でも噛み合わせの重要性を認識して、健康生活を送りましょう。

顎関節症

顎関節症は、噛み合わせの悪さなどが原因で生じる、あごの関節に障害・痛みなどがでる病気です。顎関節症は骨や筋肉に問題があるため、原因に沿った治療を行うことが大切です。気になる方は病院を受診しましょう。