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第101回(3/30) 長寿・体力

ドクター:斎藤糧三

今回の「ゲンキの時間」は、放送100回記念スペシャルの後編!
日本各地の、体力自慢のご長寿たちに教えていただいた、若々しく生きる<秘訣>をご紹介!

と、その前に…まずは「体年齢チェック」にトライしてみましょう。
下記チェックから、ご自身の「体年齢」目安が分かります。
体年齢チェック(バランスを崩した際危険ですので、家族等に補助をお願いしてください)
「青竹踏み」などの半円状の踏み台に両足で乗り、目を閉じて何秒立っていられるかを計測。
踏み台から足が離れるまでの秒数をカウントしましょう。
20秒以上―20代相当
10秒以上―30代相当
 5秒以上―40代相当
 3秒以上―50代相当
 3秒以下―60代相当
 立てない―70代相当

いかがでしたか?
意外な結果の方もいらっしゃるかもしれませんが、日々の心掛けや過ごし方で、体は変わります。
全国各地のご長寿さんの<秘訣>を参考に、無理のない範囲で生活に取り入れてみましょう!

適度な運動で、骨ゲンキ!

栃木県足利市でお会いしたのは、ゴルフ歴56年の中村さん、100歳。
中村さんのかかりつけ医によると、中村さんは平均的な70代の骨と比べても見劣りしないほど、強い骨の持ち主だそうです。
骨は身体を支える支柱としての役割以外にも、臓器の保護や、骨髄で血液を作るなど
大切な役割を担っています。その骨を丈夫にするには、カルシウムなどの摂取だけではなく、
運動などによって骨にある程度の衝撃や負荷をかけることが大切。
中村さんの場合、ゴルフの練習で骨にインパクトが与えられ、それが骨密度につながり、知らない間に骨を強くしていたものと考えられます。
ゴルフだけでなくウォーキングやゲートボールも、骨に有効な運動と言われています。

「正しい姿勢」で、筋力維持!

東京都品川区の西條さんは、70歳で弓道を始めて、今年で26年目。
96歳にして10キロの弓を軽々とひきます。
弓道のような身体の軸を安定させて行うスポーツは、
姿勢を支える背筋や腹筋などの筋肉が鍛えられ正しい姿勢を保つことができるようになります。
姿勢が良くなれば、転倒によるけがなどを回避しやすくなり、
さらに胸が開き呼吸が楽になるため、酸素の摂取量が増え新陳代謝も良くなるんだとか。
この弓道のようなゆっくりとした動きの運動は「スロートレーニング」と言われ、最近注目を集めています。

★簡単「スロートレーニング」★
椅子に浅く座った状態で、ゆっくり(5秒程度かけて)足を上げる動作を行いましょう。
目安は1日に5回〜10回です。

定期的に物事を行う習慣!

静岡県富士市のご長寿は高橋さん、91歳。なんと国内最高齢の現役パイロットです。
高橋さんの場合は、飛行機の操縦という集中力や技能を要する乗り物に、
73年もの間定期的に乗り続けたことが、脳や体力を維持する訓練になったと考えられます。
これは、飛行機だけでなく趣味スポーツでも同じで、
定期的に物事を行うということが、年をとっても脳や体力を維持することに繋がっています。


さらに今回は、健康長寿の大切な心掛け「食の極意」もご紹介!

健康長寿になれる「食の極意」
(1)肉と魚のバランス
肉に含まれる鉄や亜鉛などは、細胞の活性化や免疫機能を維持する働きがあり、
魚に含まれるオメガ3脂肪酸は血液中の脂質濃度を下げ動脈硬化や高血圧の予防に効果的です。どちらもバランスよく摂取しましょう。
(2)よく噛む
噛むこと自体が脳の活性化に直結しています。
(3)「リンゴ」を食べる
人の身体は細胞が酸化することで老化を招きますが、リンゴポリフェノールには
細胞の酸化を抑制させる抗酸化力があり、長寿効果があると言われています。


運動も咀嚼も積極的にやることが、若返りにつながります。
みなさんもお試しください。