アーカイブ

第37回(12/16) 腰痛

ゲンキリサーチャー:えとう窓口

トリガーポイント。これは文字通り痛みの「引き金」となる部分で、腰痛に悩む多くの人が持っている元凶です。具体的には、押すと痛みのあるシコリのことで、腰痛があるところとは別の場所にできるのも特徴の一つです。慢性的な腰痛の方はできている可能性が高いですが、全員にあるわけではなく、あっても気付かない方もいます。

トリガーポイントのできる位置

トリガーポイントのできる位置は、大きく4つのゾーンに分けられます。
・第1ゾーン
 肋骨の少し下の、背骨の両脇の部分です。ずっと立ち仕事をしたり、腰を曲げて仕事をしたりする方に多いゾーンです。
・第2ゾーン
 ベルトの位置から指3〜4本分上の、背骨の両脇部分です。デスクワークなど座りっぱなしの方ができやすい位置です。
・第3ゾーン
 ベルト位置のすぐ下の両端部分です。骨の裏などに隠れている場合もあるので、ななめなどからも押してみてください。
・第4ゾーン
 お尻の真ん中の部分です。椎間板ヘルニアの方などに多いポイントです。

トリガーポイントの撃退法には、マッサージが効果的です。指や拳を使い、円を描くように動かしながらトリガーポイントをほぐします。痛みの軽い方はマッサージでかなり楽になりますが、重度の場合は注射で治療することもあります。

腰痛予防エクササイズ

トリガーポイントを取り除けば、もう二度と腰痛にならないというわけではありません。腰に負担をかけないようにするためには、日ごろから腰の周りの筋肉を鍛えておくことが大切です。

「背筋のエクササイズ」
お腹の下にクッションを置き、胸を少し床から離すように背中全体を3秒間浮かせます。
行う目安は、1セット5回として毎日2セットです。無理に背中を反らすことなく背筋を鍛えられます。

「腹筋のエクササイズ」
仰向けになって膝を曲げ、おへそを3秒間覗き込みます。
1セット5回として、毎日2セット行いましょう。腹筋だけでなく、背骨のバランスを保つ腸腰筋も同時に鍛えることができます。

「膝抱えストレッチ」
脚を伸ばして仰向けになった状態から、膝を抱えて胸に引きつけます。左右交互に5回、毎日2セット行いましょう。
背骨や太もも裏など、身体の裏の筋肉が大きく動かされ、腰の動きがスムーズになります。