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第25回(9/23) 危ない頭痛

ゲンキリサーチャー:ヒデ(ペナルティ)

頭痛には大きく分けて3つの種類があります。
一つ目は片頭痛。ズキンズキンと脈打つような痛みが特徴で、ちょっと頭を動かすだけでも痛みがひどくなります。両側が痛んだり、吐き気を伴ったりすることもあります。
二つ目は緊張型頭痛。頭全体を締め付けられるような痛みが特徴で、筋肉のコリやストレスが原因と言われています。
三つ目は群発頭痛。患者数は比較的少ないのですが、秋口や春先など季節の変わり目に集中して起こる頭痛です。

隠れ片頭痛

痛みがないから片頭痛ではないと思っている方も、安心していられないのが隠れ片頭痛です。
休日の朝、たっぷり睡眠をとった後頭が重く感じられたり、首の後ろがこって気分が悪くなるなどの症状がある人は、隠れ片頭痛の可能性があります。片頭痛や隠れ片頭痛を放置しておくと、やがて痛みを感じる回路が敏感になり、ちょっとしたことがきっかけで日々頭痛が起こるという可能性もあります。隠れ片頭痛に早く気付き、対処することが大切です。

隠れ片頭痛を見分ける方法

「幼少期の特徴」
・乗り物酔いをすることが多かった。
・よくお腹が痛くなった。
・アレルギー疾患やぜんそくがあった。

「成人期の特徴」
・休日寝すぎると頭が重い。
・ピカピカとした光が視界に広がる。
・時々、首の後ろが強くこって気分が悪くなる。

上記の症状に一つでもあてはまると脳が興奮しやすい体質で、隠れ片頭痛の可能性があります。また片頭痛は遺伝の傾向があります。両親が片頭痛の方は要注意です。

隠れ片頭痛の痛みが出るきっかけになるのは、環境やライフスタイルの変化、更年期や出産、忙しいときなどです。また低血糖は脳へのストレスとなり片頭痛を誘発するので、毎朝朝食を摂り、休みの前日に夜更かしをしたり休日に寝すぎたりしないよう、規則正しい生活を送りましょう。
実際に痛みが出ているときには、頭を冷やし、光を避けます。サングラスは茶系のものを使用しましょう。青系のものはかえって片頭痛を起こしてしまいます。

命にかかわる危険な頭痛

「髄膜炎」
脳の表面を覆う髄膜がウイルスや細菌に感染し、急性の炎症がおこる病気です。初期には風邪と似たような症状がでるため、間違えやすいので注意が必要です。髄膜炎になると首の後ろが固くなり、首が前に曲がらなくなるという特徴があります。風邪の頭痛かなと思ったら、念のため首を前に傾けてアゴが胸につくかどうかチェックしましょう。

「脳腫瘍」
脳腫瘍の頭痛は、朝起きたときだけ激しい痛みが出るのが特徴です。
1〜2か月の間にどんどんひどくなるような頭痛には注意しましょう。

「硬膜下血腫」
頭蓋骨の内側で脳を包んでいる硬膜と脳の間に、徐々に血がたまり血腫ができる病気です。軽い頭部打撲の人ほど起こりやすい病気です。しかも頭を打った直後は検査をしてもわかりません。症状が出るのは頭を打ってから約一か月後で、頭痛の他に、手がしびれる、ろれつが回らない、物忘れがひどくなるなどの認知症状がでる場合もあります。
若い方は頭痛先行、高齢者は先に認知症状が目立つことが多いようです。

いつもと違うひどい頭痛や、突然の頭痛、頻度と程度がどんどん増していくような頭痛は危険な頭痛です。また頭痛は200種類以上の原因があると言われ、緑内障や顎関節症なども頭痛の原因となります。変調を覚えたら検査をしてみるのが大切です。