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第22回(9/2) 糖尿病

ゲンキリサーチャー:伊東孝明

予備軍も含めると、その患者数は40代以上の3人に1人といわれる糖尿病。糖尿病は慢性的に血糖が高くなってしまう病気で、1型と2型の2種類があります。1型はインスリン(血糖を下げるホルモン)がウイルスや原因不明などで出なくなり、2型はインスリン抵抗性(効きが悪くなる)のため血糖が高くなりますが、糖尿病の95%以上は2型と言われ、その原因は生活習慣にあります。
糖尿病を引き起こす原因としてあげられる生活習慣は、(1)食べ過ぎ・飲みすぎ、(2)運動不足、(3)肥満、(4)ストレス、(5)睡眠不足などです。
糖尿病の主な合併症には、心筋梗塞や脳卒中、糖尿病網膜症、糖尿病腎症、糖尿病神経障害などがあります。

マグネシウムと糖尿病

糖尿病は、インスリンの働きが悪くなって糖を細胞に取り込むことができず、血糖値が上昇してしまう病気です。
しかしそこにマグネシウムがあれば、インスリンの働きを司る酵素が活性化します。つまり、マグネシウムがインスリンの働きを助けてくれるのです。
マグネシウムは忘れられたミネラルと言われていますが、必須・主要ミネラルの一つです。日本人全体にとっても不足気味だと言われているマグネシウムですが、マグネシウムを摂っている人ほど2型糖尿病になる危険度が低くなる、という調査結果もあります。

マグネシウムを含む、おススメの食品の頭文字を合わせると「その糖バ〜イ」になります。具体的には、そ(そば)、の(のり、海藻類)、とう(豆)、バ(バナナ)、イ(イモ)です。
またおこめは、白米ではなく全粒穀物の方がおススメです。
それぞれ1食あたりのマグネシウム量は次の通りです。

玄米 34r わかめ 44r
五穀米 23r 絹ごし豆腐 62r
そば 47r 納豆 40r
バナナ 30r ジャガイモ 22r

マグネシウムの1日の必要量は、成人男性で370r、成人女性で290rです。これらの食品を組み合わせて、積極的に摂るようにしましょう。

糖尿病は、自覚症状がない場合がほとんどなので、検診をできるだけ受けるようにしましょう。糖尿病の家族歴がある方は、定期的に受けた方が良いでしょう。

野菜を多めに摂る、適度な運動をする、早食いをなるべくしないなど、日ごろから生活習慣に気を付けましょう。