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第10回(6/10) 足裏

ゲンキリサーチャー:木本武宏(TKO)
ドクター:須田康文(医学博士)

足の裏の2つのアーチ

人間の足裏には2つの重要なアーチがあります。1つは土踏まずのへこみの縦アーチ。縦アーチが崩れると偏平足になります。もう1つは指の付け根にある横アーチです。
この2つのアーチには、体重を支えて歩いたり走ったりする際に、身体を安定させる役割があります。しかしこのアーチが崩れると、圧力が分散できずに重心移動がスムーズに行えず、その結果膝や腰に負担をかけて痛みや疲れを引き起こす原因となるのです。

・アーチ崩壊危険度チェック
(1)外反母趾がある。
(2)人差し指の付け根にタコがある。
(3)大きめの靴を履いている。
(4)足の幅が広いと感じている。
(5)足が疲れやすい。
(6)偏平足である。
上記のチェックに一つでも当てはまるものがあれば、アーチが崩壊している可能性があります。

足裏のトラブル

足裏のトラブルで多いものとしてあげられるのは、外反母趾や足底腱膜炎、足底部やかかとの痛み、魚の目、タコなどです。
足底腱膜炎とは、アーチを支えクッションの役割をしている足底腱膜に小さな亀裂が入る病気で、朝起きたときの一歩や夕方長く座っていて立ち上がった時の一歩に痛みが生じます。早いうちに気付いて安静にしていれば症状は落ち着きますが、急に激しい運動を行うと足底腱膜を傷つけることがあります。適度な運動を心掛けましょう。

靴選びのポイント

足裏トラブルの原因として考えられるのはやはり「靴」。どのような靴選びが良いのでしょうか。

(1)カットが浅い靴は、指に力を入れないと歩けないためトラブルが起こりやすくなります。
(2)痛みのある部分が、靴の縁などの固い部分に当たらないかどうか確認しましょう。
(3)ハイヒールは足首で固定できるベルトなどがついているものがお勧めです。
(4)指がしっかりのばせて自由に動かせるかチェックしましょう。

家庭で出来る靴のレスキュー法

・靴ずれ
かかとがいつも靴ずれする方は、履く前に泡立つ程度の石鹸水を塗ると滑りがよくなり、靴ずれ防止になります。
またきちんと履いているつもりでも足がはまっていないこともあります。正しい位置に足をフィットさせるだけでも、トラブル防止に役立ちます。

・タコ
タコで悩んでいる方は市販のパッドを上手に使いましょう。パッドを貼るのはタコよりも下の部分です。靴を見て、中敷きが薄くなっているところがタコがある場所です。その下にパッドを貼りましょう。

また病院でも足にトラブルがあれば、医療用の中敷きを保険適用で作ることが可能です。