番組審議会

第631回CBCテレビ番組審議会

開催日 2017年6月2日(金)
出席委員
(敬称略)
河本二郎、喜聞広典、北川尚子、鈴木康弘、
巣山芳樹、戸苅創、濱田典保、吉川トリコ
書面参加 嶋尾正
欠席委員 村瀬幸雄
議題 1. 番組審議

「健康カプセル!ゲンキの時間 #256」
~その食べ方、もったいない!~
納豆&ヨーグルトの効果UP法

1. 番組審議

「健康カプセル!ゲンキの時間 #256」
~その食べ方、もったいない!~
納豆&ヨーグルトの効果UP法

放送日時 2017年5月14日(日) 7:00~7:30
プロデューサー 磯部隆(報道・番組総局 編成・制作局 東京制作・情報部)
出演者 三宅裕司 渡辺満里奈
滝裕可里 えとう窓口(レポーター)

《企画意図》

日本の皆様に、健康的な生活を送るきっかけを提案したい、そんな思いから平成24年4月から始まった当番組は、様々な健康情報を伝えてきました。
そして、この回に選んだテーマは「腸内環境を整える」です。
これまで番組で何度か取り上げたテーマで、善玉菌と悪玉菌のバランスの重要性や、腸内環境を整える食物繊維でも、水溶性と不溶性をバランスよく摂取することの大切さ、など紹介してきました。
今回注目するのは、身近な食品である「納豆」と「ヨーグルト」の食べ方。
ただなんとなく食べるのではない、健康効果をより高める「ちょっとした方法」をお伝えします。

《番組内容》

腸内には善玉菌と悪玉菌が存在します。
善玉菌は、身体にとって良い働きをし、増えることで、消化吸収の促進や免疫力アップなど、全身の健康を維持する事ができます。
一方、悪玉菌は、腸内で有害な物質を作ります。それらが全身に巡ってしまうと、免疫力や認知機能の低下など、様々な病気の引き金となってしまいます。
大豆を発酵させる納豆菌は、腸内の善玉菌を増やし、悪玉菌を抑制。
ヨーグルトの乳酸菌やビフィズス菌は、善玉菌そのものとして働きます。
ドクターと発酵食の研究者が、一般の人から納豆やヨーグルトの食べ方を聞き、その改善点や、健康効果をより高めるちょっとした方法を紹介します。

《審議委員の主なご意見》

  • 30分の短い番組だが、健康情報がぎっしり詰まっている。
  • さわやかで丁寧な健康情報番組という印象を受けた。
  • 日曜日の朝一番に見るに相応しい、明るく賑やかな番組という印象を持った。
  • 納豆やヨーグルトそのものについてはよく知られているので、有効な食べ方を紹介するという番組の切り口が新鮮だった。
  • 明日から、早速、試してみようと思える情報が詰まった番組だ。
  • 司会の三宅裕司・渡辺満里奈の二人は、司会ぶりに安定感があり、コメントにも信頼感がある。
  • 納豆を食べない人でも、理解が進む番組構成となっていた。
  • 教養に富んだ番組で、多くの人に良い影響を与えている。
  • 質の高い教養番組として、名古屋から全国に発信していることが喜ばしい。
  • 納豆とヨーグルトという良質な発酵食品の正しい摂り方が、番組中にフリップで表現されていたが、出ている時間が短すぎて記憶に残るという感じはなかった。もっと時間をかけてほしかった。
  • 食べ方によって、どの様な良い効果が出るかを実験で検証して欲しかった。
  • ヨーグルトに関する情報が少なかった。納豆あるいはヨーグルトのどちらか一方で番組を作った方が内容が深まったのではないか。

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