金の殿〜バック・トゥ・ザ・NAGOYA〜

2017年1月13日(金)よりスタート

毎週金曜 深夜0:55〜1:26放送(初回のみ深夜0:40〜1:11放送)

現代名古屋の礎を築いた徳川宗春が、江戸時代と現代を自由自在に飛び回る!

奇想天外・歴史ドラマ×ラブコメディ!!

徳川宗春役:須賀健太
星野織部役:塚地武雅(ドランクドラゴン)
星野すず役:葵わかな

無料見逃し配信中!

「金の殿」書籍化決定!

2月3日発売予定
実業之日本社文庫刊 土橋章宏(著)

内容

時は、江戸時代。第8代将軍、徳川吉宗の政権下。
尾張の国(名古屋)で奇抜な格好に身を包み、
画期的な自由主義政策で名を馳せた藩主がいた。
彼の名は徳川宗春---

歴史の教科書には載らない無名の殿様だが、実は・・・
現代名古屋の繁栄は、彼のおかげであったと言っても過言ではないほどの名君。
この物語では、宗春がひょんなことから、江戸時代と現代を自由自在にタイムスリップ・・・!
行き着く先は、現代・名古屋の街!
宗春の側近・織部の子孫である、すずに案内されるまま、その文化に驚き、満喫し、毎回マドンナと恋に落ちて・・・?
現代名古屋の繁栄にヒントを得た宗春が、江戸時代に戻って尾張の街を大きく変える!?

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予告

あらすじ

第一話

第一話「殿とアイドル」

時は江戸。徳川吉宗の政権下で、人々は飢饉と倹約令に苦しみ、尾張藩は瀕死の状態・・・。
そんな尾張を救うべく立ち上がった殿様・徳川宗春(須賀健太)は、ひょんなことから現代名古屋にタイムスリップしてしまう。
そこにいたのは、なんと側近・織部(塚地武雅)の子孫、すず(葵わかな)。
300年の時を越えて出会った2人が、現代名古屋で「なごやめし」に「カラオケ」に、「アイドルライブ」を楽しむ最中、悩み多きアイドルに出会う。相談を受けることになった宗春は、彼女を救うことができるのか!?そのままアイドルと恋に落ち・・・ちゃったりするのか!?そして、現代名古屋で得たヒントを元に、江戸の時代をまさかの政策で改革!

第一話「殿とアイドル」
ゲスト:高柳明音(SKE48)

温知政要

一、愛に敵なし
一、芸能は庶民の栄養

温知政要 温知政要 温知政要

第二話

第二話「殿と麗しのアラサー」

アイドルライブをヒントにした、祭りの奨励は大成功。
余韻に浸る宗春(須賀健太)に、なんと幕府の第八代将軍・徳川吉宗からの書状が届く。
「日の本に活気をもたらす手はないか」

宗春が思案していると・・・
300年の時を越え、またしても現代・名古屋にタイムスリップしてしまう。
しかも、今度の舞台は、動物園!?
そこで出会ったのは、イケメンゴリラを見つめる、失恋セクシー美女・恭子(橋本マナミ)。
宗春の側近・織部(塚地武雅)の子孫で、宗春の見張り役でもある、すず(葵わかな)をよそに、大きな愛と寛容、そして下心で恭子を包む宗春。
2人の恋の行方は・・・!?

第二話「殿と麗しのアラサー」
ゲスト:橋本マナミ

温知政要

一、大きな愛と広い寛容の心
一、規則は必要最小限で良い

温知政要 温知政要 温知政要

第三話

第三話「殿と異国から来た女」

時は江戸。象の輸入によって民を活気づけることに成功し、満足げな宗春(須賀健太)。
しかし一方で、尾張の街では就職難に苦しむ人が多く、商業も活気を失っていた・・・。
思案の末、再び煙管(キセル)に火をつけた宗春が行き着いたのは、現代・名古屋の商店街、大須。

そこで宗春とすず(葵わかな)は、外国人留学生のローザ(ユリコ・タイガー)と、秀一(浅利陽介)と出会う。
宗春は、ローザと大須の商店街で食べ歩きを楽しむ間に、次第に心惹かれていくが、ローザは浮かない顔・・・。
実は、母国へ帰らなければならないローザは、秀一への思いに揺れていたのだ。そして、秀一もまた、本心を打ち明けることができないでいた。
ムズキュンな2人に、宗春が取った行動は・・・?

第三話「殿と異国から来た女」
ゲスト:ユリコタイガー

相関図

[江戸時代 尾張藩]尾張藩第七代藩主 徳川宗春(須賀健太)
↑ 織部の手紙を信じ、宗春が来るのを待つ
↓ かわいい織部の子孫で案内役
[現代 名古屋]女子高生 星野すず(葵わかな)

[江戸時代 尾張藩]尾張藩第七代藩主 徳川宗春(須賀健太)
↑ 信頼
↓ 守る
[江戸時代 尾張藩]側近 星野織部(塚地武雅・ドランクドラゴン)

[江戸時代 尾張藩]側近 星野織部(塚地武雅・ドランクドラゴン)

11代下の子孫 300年前に織部が「宗春を守るように」と手紙を残す

[現代 名古屋]女子高生 星野すず(葵わかな)

出演者

須賀健太

東京都出身 1994年生まれ 22歳。
ホリプロ所属
1999年子役デビューを果たし、ドラマ『人にやさしく』で注目を浴びる。以降、『ALWAYS三丁目の夕日』『喰いタン』など数々の話題作に出演し、2015年よりハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」の主演を務める。
2017年、映画『獣道』が公開予定

塚地武雅(ドランクドラゴン)

大阪府出身 1971年生まれ 45歳。
プロダクション人力舎所属。
お笑いコンビ・ドランクドラゴンのボケ担当。
ドランクドラゴンとして、BS12『明日のヒット商品を探せ!ドランクドラゴンのバカ売れ研究所!』、BSジャパン『ピンチで学ぶビジネス英会話』に出演中。
俳優としては、映画『ハンサム・スーツ』ドラマ『裸の大将』などに出演。ラジオ・バラエティなど、幅広いジャンルで活躍中

葵わかな

神奈川県出身 1998年生まれ 18歳。
スターダストプロモーション所属。
2009年にCMデビューを果たし、映画『陽だまりの彼女』ドラマ『舞え!KAGURA姫』などに出演。
2017年2月に、映画『サバイバルファミリー』が公開予定

徳川宗春とは

尾張藩第七代藩主・徳川宗春。
今から320年前(1696年)に三代藩主徳川綱誠の二十男としてとして生まれた。

八代将軍吉宗の時代、幕閣たちは、法規制を強化し、質素倹約を徹底し、遊びを禁止し、増税と収税の徹底をおこなった。
そのために、極端なデフレとなり、芝居などの庶民芸能は制限されて街は暗くなり、一揆や打ち壊しが各地で続発するなど、庶民の生活は逼迫していった。

そのような時代に、宗春の兄や甥たちは相次いで亡くなってしまい、将軍吉宗の肝煎りで尾張藩主となった宗春。
幕府の方針とは異なる新たな政策を次々と打ち出していく。
祭りの奨励、規制緩和、倹約の見直し、消費を促し経済を活性化、提灯で街の明化、女性保護のために遊郭を許可、庶民の楽しみである芝居小屋の許可、地方の六斎市の奨励。いずれも、庶民を深く思う政策であった。
名古屋の街は一気に活気づき、尾張藩が全国で一人勝ちしていく。

「お金は活かして使え」という方針のもと、「大いなる村」であった名古屋を「芸どころ」「商業の街」「工業の街」「祭りの街」「地方自治の街」としての名古屋に大きく変化させた名君、それが徳川宗春である。

温知政要21か条

『温知政要』は、徳川宗春が、享保16年(1731年)、藩主として初めて国入りする際にまとめた施政方針を記した書。現代でいうところのマニフェスト。倹約や規制強化などの幕藩主体の改革を批判し、「仁」「慈」「忍」の精神で政治を行う決意が示されている。

現代語要約

第一条
世の中明るいことが大事
第二条
愛に敵なし
第三条
冤罪は国の恥
第四条
継続は力、長生きは徳
第五条
学問の第一は愛情
第六条
適材適所
第七条
好きこそものの上手なれ
第八条
規制は必要最小限で良い
第九条
お金は活かして使え
第十条
生かすも殺すも庶民の知恵
第十一条
ストレスなしが養生一番
第十二条
芸能は庶民の栄養
第十三条
先達はあらまほしきこと
第十四条
芸能は偉大
第十五条
若者の諫言には若気の至りをもって
第十六条
失敗は発明の母
第十七条
人の命は金では買えんぜ
第十八条
何事も庶民目線で
第十九条
天下の政治は緩急自在で
第二十条
改革は文殊の知恵で
第二十一条
「まあええがゃぁ」が臣下に対する主君の心得

(安田文吉 述)

スタッフ

脚本:土橋章宏(『超高速!参勤交代』・『超高速!参勤交代リターンズ』など)・宮沢みゆき(『クローンベイビー』『シマシマ』など)
プロデューサー:堀場正仁(CBCテレビ)・青山貴洋(ドリマックス・テレビジョン)
演出:中川陽介(CBCテレビ)・青山貴洋(ドリマックス・テレビジョン)
エンディングテーマ:『KINGPIN』 AK-69
製作著作:CBCテレビ
制作協力 ドリマックス・テレビジョン

温知政要21か条

『温知政要』は、徳川宗春が、享保16年(1731年)、藩主として初めて国入りする際にまとめた施政方針を記した書。現代でいうところのマニフェスト。倹約や規制強化などの幕藩主体の改革を批判し、「仁」「慈」「忍」の精神で政治を行う決意が示されている。

現代語要約

第一条
世の中明るいことが大事
第二条
愛に敵なし
第三条
冤罪は国の恥
第四条
継続は力、長生きは徳
第五条
学問の第一は愛情
第六条
適材適所
第七条
好きこそものの上手なれ
第八条
規制は必要最小限で良い
第九条
お金は活かして使え
第十条
生かすも殺すも庶民の知恵
第十一条
ストレスなしが養生一番
第十二条
芸能は庶民の栄養
第十三条
先達はあらまほしきこと
第十四条
芸能は偉大
第十五条
若者の諫言には若気の至りをもって
第十六条
失敗は発明の母
第十七条
人の命は金では買えんぜ
第十八条
何事も庶民目線で
第十九条
天下の政治は緩急自在で
第二十条
改革は文殊の知恵で
第二十一条
「まあええがゃぁ」が臣下に対する主君の心得

(安田文吉 述)

〜さらに詳しく知りたい〜 徳川宗春とは

 尾張第七代藩主徳川宗春は元禄九年(一六九六)の子年十月二十八日生まれ、三代の二十男。十八歳で江戸に下るまで名古屋で育った。したがって、その人間性に名古屋人気質が加わっていることは間違いない。
享保十五年(一七三〇)十一月、兄六代藩主継友の急逝により、八代将軍吉宗の意向もあって、宗春が七代藩主に就任。その直後、自身の政治理念を述べた『温知政要』二十一箇条を出版した。ここには、政治の中心は「仁(いつくしみ)」で、その運用に当たっては「慈(慈悲)」と「忍(忍耐)」が必要であると。また、慈は日の如く、忍は月の如し、日と月とを併せると「明」となる。世の中明るいことが肝要(第一条)であるとした。その各条文は慈愛に満ちたものだが、中でも、愛に敵無し(第二条)、冤罪は国の恥(第三条)、法度は必要最小限で良い(第八条)、お金は活かして使え(第九条)などが注目される。ここから見えてくるのは、規制緩和、死刑廃止など、人間の尊厳重視だ。先般のテレビ番組「英雄達の選択」では「すべては民のために」と題して、「世界初の啓蒙君主」「総合商社 尾張」「異端ではなく先端の人」と評価された。
その他の宗春の事跡は、必殺仕掛け人として、祭礼(東照宮祭)を元のように盛大なものに戻す、芝居小屋の建築の許可、遊廓の公許、さらに地場産業の保護育成と販路の拡大に努めるなど。東照宮祭については、山車や人形の修理や新造に京都の木偶師庄兵衛さんが名古屋に招かれ、玉屋町に住み玉屋庄兵衛と名乗って、名古屋に住み付き、現在九代を数える。芝居小屋や遊廓では、その建築に大工・左官はじめ多くの職人が携わり、物作りの原点が出来た。また、地場産業の保護育成は農民の収入増大に繋がり、町民も農民も豊かな生活が出来るようになった。こうして尾張は豊かな土地柄、豊かな生活から日本一活き活き伸び伸びとした国になった。
その上、享保十八年(一七三三)十一月下旬、 暗森 くらがりのもり 八幡社で起きた所謂「名古屋心中」事件。日置村の畳屋「喜八」と飴屋町花村屋遊女「小さん」との心中未遂事件を、豊後浄瑠璃に仕立てて『 睦月 むつまじき 連理の玉椿』と題して語ったところ、大当たり。これを新作心中もの禁止令の出ている江戸に持っていき、江戸の葺屋町の小芝居で上演、またまた大当たり。ついには豊後節が江戸を席巻した。禁止令を無視しての新作心中浄瑠璃にもかかわらず、お咎めが無かったのは、宗春が後ろ盾として付いていた故だとされる。豊後節は宗春失脚の元文四年(一七三九)全面禁止となるが、ここから常磐津節・新内節、その後常磐津から富本節、富本から清元節が生まれるに至り、宗春の歌舞伎・浄瑠璃に果たした功績も大きい。
総じて、吉宗と宗春は仲が悪くなかったし、宗春は吉宗を尊敬し、吉宗は宗春を可愛がった。墓碑にも金網などは懸けられていなかった。最近まで宗春を誹謗中傷する話ばかりが伝わって、その噂ばかりを信じた人たちによって、ひどく貶められていたが、BSプレミアムによって、宗春の復権が始まった。今回CBCでも放送されるに及んで、またまた宗春の見直しが進む。宗春にとって、春は近い。


東海学園大学教授 安田文吉