名古屋市内、鶴舞駅の近くにある小さな雑貨店「ルリエ」と、その近くに店を構える写真店「フォトップス」の二人のアミさん。二人のアミさんが、ある写真展を企画しています。その写真展のルールは・・・「写ルンです」を希望者に配布。「撮影は1日1カットのみ」、「撮影は1ヶ月間」。すると、それぞれ30枚の作品ができあがることになります。デジタルカメラにしないのは、簡単に消せないから。そして、どんな1枚を撮影するかじっくり考えて貰いたいから。それは即ち、「自分を見つめ直すことになるのでは?」とアミさんは言います。

この写真展を始めたようと思ったのは東日本大震災がキッカケ。1日1枚写真を撮影し、自分の置かれた環境を見つめ直すことで「普通に生きていることの幸せを改めて感じて欲しい」という思いから。

新しい写真展では、アミさんは被災地の人たちに「写ルンです」を渡し、撮影してもらうことに。震災から1年半以上が経ち、名古屋では被災地のニュースは以前ほど流れなくなりました。しかし、今なお仮設住宅で暮らす人が多くいます。彼らは、どのような思いで「今」を過ごしているのか?「写ルンです」で切り取る、被災地の日常・・・。そこには、被災地の夢、幸せ、悩み・・・「テレビが伝えない今」が写っているはずとアミさんは言います。

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