“最強美少女”愛知にいた!10歳フルコンタクト空手王者は1年で364日練習する
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スポーツLIVE High FIVE!!

“最強美少女”愛知にいた!10歳フルコンタクト空手王者は1年で364日練習する

2018.05.09

ランドセルを背負い、あどけない表情を見せる少女。名古屋市に住む岩口紗藍(いわぐち・さら)ちゃん10歳。小学5年生です。

彼女が行っているという競技は…?

岩口紗藍ちゃん:
「フルコンタクト空手です!」

Q.普通の空手とは違うんですか?

紗藍ちゃん:
「はい、ちょっと違います。お互いに殴ったり蹴ったり…ふふっ(笑)」

『フルコンタクト空手』。

いわゆる“型”などの「伝統空手」とは違い、直接打撃を与える「実戦空手」です。

肘あり膝あり、顔面と金的以外全てが攻撃OKで、『相手が悶絶すれば1本勝ち』となる本格格闘技。そんな武術の国内トップ選手が紗藍ちゃんなのです。

去年の1年間で、国内最大の大会を含む5つの大会で優勝!強化指定選手に選ばれるなど、「空手界・最強少女」の呼び声も。

そんな紗藍ちゃんに、所属する空手道場「清凛館(せいりんかん)」の仲間たちは…。

男の子:
「強いです…」

女の子:
「パンチを打つ場所が正確で、ちょうど痛い場所に来ます」

別の女の子:
「パンチの速さが凄くて適度に下段を打ってくるところが、体力がないと出来ないので凄いと思います」

皆が絶賛する紗藍ちゃん。彼女を指導するのは、道場の代表であり、父である岩口剛人(たけと)さんです。

道場が休みの日も、家でお父さんとトレーニング。4歳から空手を始め、大晦日以外、1年364日練習を積んできました。

さらに道場では同年代とだけでは物足りず、大人もいる一般の部に飛び入りし、努力を重ねてきました。そんな紗藍ちゃんの強さのヒミツは…?

道場代表の父親・岩口剛人さん:
「パンチの回転と、スタミナですね。色んな利点がありまして、手数をたくさん出して主導権をとった方が、それ以外の攻撃も当たりやすくなるんです」

「手数の多さ」で他の技も当てやすくなるとは…?身長178センチ・38歳の男性ディレクターが体験してみると…。

紗藍ちゃんは、腹部に対してリズミカルに高速パンチを10発繰り出すと、お腹に気をとられて下がっていたディレクターの頭に、右足でハイキック一閃!

もんどりうって倒れ、見事一本です。

ディレクター:
「お腹の段階で倒れそうだった…。けど、頭に打撃が来るのは全然見えなかった」

紗藍ちゃん:
「パンチを打って、そこに集中させて、それから上段を蹴るんです」

5月13日には、2連覇のかかった全国ジュニア空手道選手権に出場する紗藍ちゃん。ですが、その前にどうしても勝ちたい「大事な試合」が…。

紗藍ちゃん:
「“のぶなが杯”があります。ずっとライバルだった子と最後にやれるんで…」

勝ち負けの数がほぼ同じ、同い年の女の子が海外に引っ越してしまうため、これが彼女との「最後の戦い」になるのです。

最大のライバルとの「最後の対決」

5月5日午前8時。

紗藍ちゃんは愛知県豊明市で行われる、のぶなが杯へ。集結したおよそ300人の選手の中には…。

ライバル・横田舞花(よこた・まいか)ちゃん。

舞花ちゃん:
「(紗藍ちゃんは)絶対に負けたくないライバルです」

試合を前に入念にアップを繰り返す紗藍ちゃんと舞花ちゃん。対戦のその瞬間まで、2人が近づくことはありませんでした…。

大会が盛り上がる中、ついに2人の出番。小学5年女子・30キロ以上の部、決勝です。

最大のライバルとの「最後の対決」。果たして、勝負の行方は…。

フルコンタクト空手 岩口紗藍選手
フルコンタクト空手 岩口紗藍選手

回転の速いパンチで攻める紗藍ちゃんですが、さすがライバル、舞花ちゃんも互角のスピードで打ち返します。

実力が拮抗しているだけに、体を密着させたままお互いに決定打を繰り出すことができない二人…。

試合時間の1分半では決着がつかず。勝負の行方は延長戦へともつれこみました。

しかし、延長戦でも一歩も引かない二人。戦うのはこれが最後とあって、二人とも全力を出し切りますが……、そのまま時間切れ。試合終了です。

3人の審判の判定は、2対1。手数で上回った紗藍ちゃんが勝利しました!

紗藍ちゃん:
「(舞花ちゃんは)むっちゃ強かったです。今日は勝てたけど、またこれからもやりたいなっていう気持ちがあります」

ライバルとの“最後の戦い”で一回り大きくなった紗藍ちゃん。

次は、2連覇のかかる全国大会に挑みます!

(5月6日(日)午後1時24分放送 CBCテレビ『スポーツLIVE High FIVE!!』より)

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