第42回 中日クラウンズ
 
2000年優勝者/田中秀道選手へのインタビュー
 

「地元名古屋のファンのためにも、チャンピオンとして名前を残したかった」

Q : まずは、昨年大会のことから伺いたいと思います。2 位に5 打差と いう圧勝になったわけですが、一言で言って、勝因はどこにあったと 思っていますか?
田中: 和合の攻め方のセオリーと言われる、手前から攻めて行き、パーを 楽な形でセーブして行くことが出来たことだと思います。
田中秀道01

Q : では、最終日のキーホールとなったのは何番ホールで、その何打目が 優勝に大きく結びつくことになったと考えているのでしょうか?
田中: 勝利を決定的にしたのは15 番ホール(パー5 )のパーパット(5 メー トル位)だと思いますが、私の中では7 番ホール(パー3 )のティー ショットが大きなポイントでした。

Q : なるほど、7 番は難しいパー3 ですし、その時ゲームの流れはまだ 分からない状況でしたからね。ところで、地元のコース所属という ことでファンの期待も大きいものがありましたし、ご自身でも特別 の思い入れがあった大会だと思うのですが。
田中: そうですね。中部地区(名古屋)に住居を構え、今まで御世話に なった方々、地元の皆さんに成長した田中秀道を見て頂きたい気 持ちが強くありました。それ以上に、以前よりプロゴルファーに なって中日クラウンズというビッグトーナメントのチャンピオン として名を残したいと言う気持ちを持っていました。

Q : 最終ホールのグリーンに上がる時、深々と御辞儀をしました。昨年 大会で最も象徴的なシーンとして、ファンの胸に深く残っていると 思うのですが、あれはどんな思いからだったのですか?
田中: 名古屋(中部)の皆様お待たせいたしました。名古屋(中部)に来て 8 年、いろいろ御世話になった方々へ中日クラウンズに優勝するこ とが出来ましたという感謝の気持ちからでした。

Q : ところで、昨年大会まではこの大会での最高成績が15 位と、和合 コースを比較的苦手にしていたデータが残っているのですが、昨年 大会で何か悟ったと言おうか、変わった点があったのですか?
田中: 攻め方として手前からという考え方は同じであったと思います が、前年の15 位との比較というよりも中日クラウンズ前の2 試合 で、静岡オープンに優勝、つるやオープンではプレーオフで負けて しまったことで、自分の中でモチベーションを高く持ち続け、勝利 の感覚を早く取り戻したかったことです。

Q : では、念願の中日クラウンズに優勝して、その後心理的に変わった ということはありますか?
田中: 簡単に攻略できない和合コースで結果を残せたことは大きな自信 にもなり、また自分のゴルフ人生のキーポイントにも値すると思っ ています。

「勿論、連覇を目指して和合に入ります」

Q : それでは、今大会の抱負について伺いたいと思います。今回はディ フェンディングチャンピオンとして登場するわけですが、その意気 込みを聞かせて下さい。
田中: 勿論、連覇を目指して和合に入ります。昨年以上のゲームプランを してメンタリティーの成長を感じられる週にしたいと思っています。

Q : 今年の大会に出場するに当たって自分なりの課題というものをどん なことろにおいているのでしょうか?
田中: 我慢するゴルフが出来なければいけない和合で昨年勝てたという 気の緩みがでないようにする事です。

Q : 連覇に向けて、和合攻略の秘策はあるんですか?
田中: そうですね。初日の1 番ホールからスーパーショットを求めるの ではなく、メンタル的には如何に楽なOK パーを積み重ねていくと いうことに尽きます。

Q : では、この中日クラウンズを含めて、今シーズンの目標はどんなこ ころにおいているのですか?
田中: 今年はとにかく世界レベルの選手になって行きたいと思っていま す。世界トップクラスのプレーヤーが出場する中日クラウンズで連 覇をするという事が非常に重要な事になると思っています。

Q : そのために、今年は早くからアメリカに渡って、本場のツアーに挑 戦しながらトレーニングされていたようですが、どんな取り組みを されてきたんですか?
田中: 今回のオフシーズンに特別取り組んだことはありません。ただ、昨 年より海外で数試合出場していろいろ学習してきたものを自分なり に整理して形にし、今後のトーナメントに生かして行きたいと思っ ています。勿論、技術、メンタル、体のケアなど全てにおいてです。

Q : 最後に、中日クラウンズを観戦に来られる 田中秀道ファンの皆さんに一言お願いし ます。
田中: 田中秀道02和合コースで更に成長した生の田中秀 道を見に来て頂きたいですね。小柄なプ ロゴルファーの飛距離、技術を是非ライ ブでお楽しみください。皆様と開場で お会いできることを楽しみにしており ます。今後とも応援よろしくお願い致 します。有難うございました。



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