3月19日水曜日 乳がん Q&A (3)
 
 引き続き、愛知県がんセンター愛知病院 乳腺科部長 水谷三浩先生に、皆さんから寄せられた質問にお答え頂きました。
Q4. 主治医の先生からは『温存手術が可能です』と言われましたが、本当は、全部摘出してしまった方が安全なんでしょうか?
(名古屋市 43歳 女性)
A. 温存手術で残った乳房に、がんが残る可能性、また、そこから再発する可能性は、ないわけではありません。しかし、それがすぐ命取りになるかというとそうではありません。放射線治療などの適切なフォローがあれば、乳房を温存したために命を奪われることはないと言えます。大事なのは、本人の気持ちです。温存手術を選択した結果、不安で眠れなくなる方もいますし、逆に全摘手術を選んで、後で後悔して辛い思いをする方もいます。とにかく、時間をかけてよく検討することが大切です。
Q5. 妊娠している時に乳がんになってしまったら、治療は出来ないのでしょうか?
(春日井市 30歳 女性)
A. これは、妊娠の時期にもよりますので、一概にはなんとも言えません。妊娠中でも化学療法は可能というデータもありますが、手術は胎児の成長に影響のないタイミングで行うことになります。治療方針は、お産の先生とも相談しながら固めます。

“ピンクリボン”は“乳がんの早期発見・早期治療を呼びかける行動”のシンボルマークです。