2月6日水曜日 乳がん治療、今後の課題
 
 愛知県がんセンター中央病院 乳腺科部長 岩田広治先生によると、この20年の乳がん治療は、あらゆるがん治療の中で最も進んだと言える分野なんだそうです。
 手術方法も全摘手術から温存手術が増え、薬物治療も各々の“がんの個性”を見極めながらの様々な選択肢が出てきました。とはいえ、ホルモン治療の効果が期待できるケースが乳がん全体の約65%、そして、分子標的治療が有効と考えられるケースが約20%・・・厳しい現実ですが、言いかえれば、残り約15%のケースは、現在、世界中の医療関係者が治療法を見つけだそうと必死になっている段階です。専門用語では『トリプルネガティブ』と呼ばれているタイプですが、岩田先生は『10年後には、治療法がわかっているはず!いえ、わかってなければいけないんです!』と力強くおしゃってました。おそらく、この“トリプルネガティブ”に属するケースの中から、まず数%のタイプに効果が期待できる治療法が登場して、さらに、残りの数%の中から何%かに効果を示す何かが発見され・・・この繰り返しのうちに、15%という数字が限りなくゼロに近くなっていくはずです!
 お医者様たちは、日々“新しい武器”を手に入れようと努力しています。さらに、私たちの方には“早期発見”という“大きな武器”があります!しかし、こちらの方の“武器”は、使ってこそ意味があるもの!皆さんも、ぜひ“効果的に”活用してください!

“ピンクリボン”は“乳がんの早期発見・早期治療を呼びかける行動”のシンボルマークです。