1月30日水曜日 再発について
 
 皆さん、ご存知の通り『がん』という病気は、やっかいなことに、きちんと手術・治療をしても“再発”してしまうことがあります。愛知県がんセンター中央病院 乳腺科部長 岩田広治先生によると、乳がんの場合は再発率は約30%ぐらいで、手術後2〜3年目というケースが多いそうです。
 再発には、乳房や乳房の近くに再発する『局所再発』と、乳房とは離れた場所に再発する『遠隔再発』がありますが、後者の場合は、骨・肺・肝臓・脳などが転移しやすい場所。しかし『非浸潤がん』(乳管の中にとどまっている初期の乳がん)の場合は、ほとんど再発しませんし、逆に『浸潤がん』(乳管から外に出てしまっている乳がん)でサイズが大きくなってしまっていると、再発の危険性は高くなります。その他、リンパ節転移があるかないか、また、最近では、乳がんにも色々な“性質”があることがわかってきていますので、そのタイプ毎でも、再発の危険性は変わってきます。また、再発後の具体的な治療ですが、たとえ『遠隔再発』だとしても、もとの乳がんが転移したものなので、治療法は乳がんと同じです。
 先生のお話を伺いながら、やっぱり再発のリスクのことを考えても、改めて“早期発見・早期治療”は大事だなぁと実感しました!ほんの少しの時間で“安心”が得られるんです!皆さん、今年度の検診は済まされましたか?!

“ピンクリボン”は“乳がんの早期発見・早期治療を呼びかける行動”のシンボルマークです。