暮らしに鉄分
「永岡歩の伝説大発見や!」
 
 
2月27日木曜日 邯鄲夢の枕伝説
 

むかし、むかし。
島根県益田市に三星城と向横田城の二つ城があった。
三星城の娘は、向横田に嫁に行き円満関係が続いていた。
しかし、あるきっかけで、関係がもつれ、戦に発展した。
向横田は、いくら奇策をつかっても、全て見透かされている。
三星出身の嫁が気がついた。
「父は邯鄲夢の枕を使っている!」
この枕を使うと、3日後のことが夢に出てくるという。
そこで三星に枕を盗みに行った。
娘は父のもとに行き、たくさん話し、たくさん酒を飲んだ。
久しぶりの父、娘の二人きり。楽しかった。
父は、熟睡してしまった。幸せそうな顔だった。
すると、娘は。
「お父様!雨です!庭の荷物が濡れてしまいます!!」
父は、とび起き、荷物を部屋にしまった。
すると、娘はいなかった。枕もなくなっていた。
それから戦況は一気に変わった。
向横田が圧勝した。

島根県益田市 岡崎笙子氏