暮らしに鉄分
「永岡歩の伝説大発見や!」
 
 
12月12日木曜日 八幡さまの鐘伝説
 

むかし、むかし。
埼玉県戸田市美女木という村にある美女木八幡社。
横に聖釜という池があった。
ある日、風もないのに大きな波が立ってきた。
さらに落雷のような大きな音が!
それは空からではなく、池の奥から聞こえる!
毎日続く轟音。村人は不気味で仕方がなかった。
そこに、たまたま通りかかったお坊さん。
事情を聞くと熱心に拝んでくれた。
すると次第に収まっていく轟音。
ありがとうございます!村人は皆喜んでいると、
今度は池の真ん中に大きな何かが浮かび上がってきた。
それに縄をかけ、ひっぱりあげようとしても全く上がらない。
お坊さんにもう一度お願いして拝んでもらった。
すると、いとも簡単にひっぱりあがった。
それは大きな釣鐘だった。
しかも叩くと「八幡へ行こう〜♪」となる。
それを美女木八幡社へ持っていった。
しかし、それを叩くと今度は大量の水が出てきた。
「水鐘」と呼ばれ、二度と突かないように八幡の奥に安置されている。

埼玉県戸田市 駒澤久子氏