招福!キネマ猫
 
 
9月5日金曜日 『12人の怒れる男』
9/6〜 名演小劇場にて
 
 1957年のアメリカ映画をリメイクしたロシア映画です。元の映画は観たことないけど、たぶん「殺人事件の被告に死刑判決を出すかどうか12人の陪審員の全員一致の決定に委ねられる。みんな当然死刑でしょ?と審議に臨んだら、たった一人が異議を唱える◆人一人の命が係ってるんだ、もっと慎重に結論を出すべきぢゃない?と そーして、一人、また一人と反対派に寝返ってくる」とゆう、この骨組みはまんまなんではないかな? ここまでを踏まえて◆舞台は完全に現代のロシヤになってます。陪審員たちはケータイを持ってるし(審議に入る際に没収されるけど)、なにより容疑者の青年の、殺害したとされるシチュエイションが、現代ロシヤが抱える問題に関係して描かれてるんだ。だから1mmも「無理くそ」や「とってつけ」がない。まさに今の物語として語られる◆160分とゆう長尺も現代ロシヤに生きる12人の陪審員全員のバックグラウンドがいちーち語られるが故だ。これが抜群に興味深い! ちっっとも退屈せんぞ!? 人生の160分をこの映画を観るのに費やしてよかった!と思うことだろう。
 
監督:ニキータ・ミハルコフ/出演:セルゲイ・マコヴェツキイ,ニキータ・ミハルコフ,セルゲイ・ガルマッシュ,ヴァレンティン・ガフト, アレクセイ・ペトレンコ,ユーリ・ストヤノフ,セルゲイ・ガザロフ,ミハイル・イェフレモフ,アレクセイ・ゴルブノフ,セルゲイ・アルツィバシェフ,ヴィクトル・ヴェルジビツキイ,ロマン・マディアノフ,アレクサンドル・アダバシャン,アプティ・マガマイェフ/ロシア/160分