7月23日水曜日 CT検査 MRI検査
 
 CT検査やMRI検査。これらの検査は、がんだけでなく様々な病気の発見に役立つ検査ですが、では、がんの場合は、どんな種類のがんの発見に有効なんでしょうか?!
 まず、CT検査。体に360度の方向から放射線を照射して“輪切りの情報”を得ることが出来ます。レントゲンより精密なデータが得られるため『レントゲンだとわかりにくい、数ミリのがんでも、CTだとわかりやすい』(東京大学医学部附属病院 放射線科准教授 緩和ケア診療部長 中川恵一先生)とか。 
 そして、放射線を使うCTに対して、MRIは“磁気共鳴画像”と言って“磁気”を利用します。こちらは『斜めとか横とか縦とか、自由な方向で見ることが出来る。例えば、背骨全体を縦に見て、脊髄の様子を見ることも可能です。CTは“輪切り”のみなので、背骨全体を見るのは“得意”じゃない』(中川先生)そうです。
 CT、MRIともに、それぞれの“得意分野”があります。CTは、肺がんなどの“体の深い部分”の臓器の検査に適していて、MRIは、脊髄や脳などの検査に向いています。もちろん、両方の検査をするケースも少なくありません。ただ、MRIの場合、体の中に金属が入っていると、磁気の関係で検査が受けられないこともあります。
 どちらの検査も“造影剤”という薬を注射して行うのが、一般的です。