7月16日水曜日 腫瘍マーカー(2)
 
 先回、お伝えした通り“腫瘍マーカー”は1種類ではありません。代表的なものを、東京大学医学部附属病院 放射線科准教授 緩和ケア診療部長 中川恵一先生に教えて頂きました。
 まず、CEA。これは、乳がん、大腸がん、胃がん、卵巣がん等の“腫瘍マーカー”です。CEAは、様々ながんに共通して出ますが、前立腺がんを疑うPSAや、肝臓がんに顕著なAFPなど、特定のがんの場合だけ、数値が高くなるマーカーもあります。卵巣がんのCA125というマーカーも、後者のタイプに近いそうです。
 以下、主な腫瘍マーカーです。
  肺がん:SCC NSE シフラ CEA proGRP
  乳がん:CA15−3 CEA
  食道がん:SCC シフラ
  胃がん:CEA CA19−9 CA72−4
  肝臓がん:AFP PIVKA−II
  大腸がん:CEA CA19−9
  子宮がん:SCC CEA
  卵巣がん:CA125 CA19−9 CA546
  前立腺がん:PSA
       (出典:『ビジュアル版 がんの教科書』中川恵一著)