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特集
10/22/2008
04 3つの机が並ぶワンルームの子ども室

オール国産材のK邸は、エコキュート(空気を利用してお湯を沸かす)のあるオール電化住宅でもあります。リビングダイニングには床暖房も完備。建築家・田中英彦さんは、速く温かくなり経済的な床暖房を実験で確認し、導入を決めました。「床暖房を入れると階段まで暖かいんですよ」と、Kさん。

では、階段を上って2階へ。とても足触りのいい階段です。


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2階平面図

子ども部屋は、屋根の形もそのままに、ガラーンと広いワンルーム。必要になれば、仕切れるようになっています。写真、本棚の向こうが階段です。(写真撮影:スタジオコア 吉田修三)


机が3つ並んでいます。目の前に窓があって、気持良さそうです。

無垢の木を使った同じデザインの机を、それぞれのお子さんが小学校に上がる時に購入。使用時間の長さによって、机の色が変わっています。末っ子の女の子の赤いランドセルがある机が新しいんですね。本物の木は、時の流れを刻んでくれます。

K邸も、時間の経過とともに、家族の歴史とともに、ゆっくりと、深みのある飴色に変わっていくはずです。


「住宅建設にもエコは欠かせない」とおっしゃる建築家・田中英彦さんは、壁紙も再生紙とウッドチップの混合材を使用しています。ドイツ製で、本来は塗装の下地材として使っているもの。「化学物質を使用していないし、吸湿性もあります」とのこと。

柱に背比べの跡を発見!「お誕生日に計るんですよ」と、奥様。K家の楽しみにしている行事の一つなんですね。

廊下の本棚は、「アルバムが入る高さと奥行きにしてあるんです」と、奥様。アルバムのサイズって中途半端で収納に困りますね。ここにも、奥様の細やかな心配りが活きています。

屋根裏みたいなロフトもあります。屋根には断熱材がギッシリは入っています。「暖かいからでしょうか、3人でもぐりこんで寝ていますよ」。楽しいね!

こちらは畳のベッドがあるご夫妻のお部屋。婚礼家具もちゃんと置かれています。

お布団を干すための長〜いベランダも、国産材です。

「あまりプライバシーのない家なんですが」と、Kさん。お子さんがおっしゃったそうです。「この家は、僕たちだから良いんだよ!」って。Kさんご家族ならではの家。それは、おおらかに、心から子育てを愉しんでいるKさんご夫妻の姿勢が、そのまま表われている家だと思います。

 

■Kさんから一言
 木に囲まれているのはいい気持ちです。また家具や置物など、和の物でも洋の物でも合うところが気に入っています。風通しもよく、真夏でもめったにクーラーはつけません。建設の過程で、山に木を見に行ったり、自分たちも作ったり、子どもたちの通学路でしたから毎日家が変化して行くのを見せることもできました。田中さんや建設に協力してくれた友人たちに感謝しています。



■建築家・田中英彦さんから一言
 現在は中国に輸出しているほど、国内の材木の供給量はあります。安定供給できるということで、国の施策も変わってきました。供給元とのパイプを持ちさえすれば、国産材は簡単に手に入るし、高くつくものでもありません。実際には山の木を伐採してから、それを乾燥させて住宅建材にするまで約1年かかります。家を建てるということはスローライフの最たるもの。建設費の高低に関係なく、家は時間をかけて建てるのが最高だと思います。




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