特集 CBCハウジングの紹介はこちら

特集
09/24/2008
02 オール国産材の気持ちいい室内

玄関ポーチと同じレンガの敷いてある玄関ホール。左に靴箱、右にその他の収納スペースが設けてあります。靴箱の上は、奥様がセンスよく飾っていらっしゃいます。

K邸は壁下地や床組などの補足材まで、すべてが奥三河鳳来町の材木です。通し柱のヒノキ以外はスギ。建築家・田中英彦さんは住宅に国産材を使うことを提唱しています。「戦後に植林された山からは、今、構造材に使う分まで十分な供給量があります。搬送料がかからない地産地消という面からも、もっと利用すべきだと考えています」。(写真撮影:スタジオコア 吉田修三)

田中さんのお誘いで、Kさんご一家は自分の家の木がどこから来るのか、伐採地に見学に行きました。山の現状をいろいろ教えてもらい、子どもたちも学校ではできない体験ができたようです。(写真は、鳳来町で乾燥、プレカットされた材木です。)

当時小学校6年生だったご長男は、少年の主張で「山の木は間伐して使っていかなければいけない」と、発表もされたそうです

床、梁、天井、柱・・・。建設して2年ということですが、室内に入ると清々しい木の香りがします。


クリックで拡大

1階平面図
奥様が使い勝手に工夫を凝らしただけあって、考え抜かれたプランに感心します。子どもたちが帰ってきたら、リビングを通って2階のこども部屋に行くよう、階段の位置も工夫されています。

そしてキッチンに立てば、ダイニングから畳コーナー、ピアノ、階段、奥の和室まで、すべて見渡せて、家族の動向がわかります。

ピアノも考え抜いて「みんなのいる身近なところがいいな」と、この位置に。「上の子はストレス発散みたいに弾いています。それも、この位置にあるからだと思うんです」。木が音を吸収して、響きもとてもいいそうです。

こちらは最初から希望されていた畳コーナー。床面より高くなっているので、「腰をかけることもできますし、重宝しています」とのこと。

床面より上げてあるのは、掘り炬燵があるから。テーブルや脚は使わないときに収納できるようになっています。「そろそろ掘り炬燵を出そうか」と、家族で冬支度・・・なんて、今ではあまり見られなくなった光景。いいですね。さらに畳を上げると1畳分の収納も。普段はあまり使わないものをしまっておきます。

ダイニングのテーブルは、Kさんご夫婦が「一枚板のテーブルを使いたい」と、特注したもの。「住宅の完成が近づくにつれてテーブルや椅子に関心が向いていく人には、安心して住んでもらえる。この申し出はうれしかったですね」と、田中さん。

和室の座卓も一緒に注文したのですが、一つ仕掛けがあります。お客様が大勢いらっしゃるときには、和室の座卓を持ってきて畳コーナーに置けば、ダイニングテーブルとつながって長いテーブルになるのです!

庭に面した大きな窓のほかに、裏に面して小さな窓が設けてあるため、「風通しがいいんですよ」という和室。夏になると家族5人で寝ているそうです。


BACK TOP PAGE NEXT