台風ってナニ?
 
 
台風ってナニ?
 熱帯の海洋上で発生する低気圧を「熱帯低気圧」と呼び、このうち北太平洋で発達して中心付近の最大風速が毎秒17メートル以上になったものを「台風」と呼びます。
台風は上空の風に流されて動き、地球の自転の影響で北へ向かう性質を持っています。そのため、上空で強い偏西風が吹いている日本付近にくると、東に向きを変え、スピードを上げて北東に進みます。
台風は1年間におよそ27個発生しますが(1971~2000の平均個数 )全部が日本にやってくるわけではありません。
1959年 伊勢湾台風   平成2年第19号台風   平成3年第19号台風
1959年9月26日、死者、行方不明者5098人東海地方で最大風速が毎秒30メートル以上の風が吹き荒れ、伊勢湾沿岸では大きな高潮が発生し、大災害をもたらした台風。   1990年9月19日 死者、
行方不明者40人
  1991年9月27日 死者、
行方不明者62人
 
<台風が来る前>
窓や雨戸のカギをかけて、必要ならば補強する。
植木鉢など飛ばされそうな物は固定したり、家の中にいれる。
避難場所を確認しておく。
非常用品の確認。  ・食料品(水、乾パンなど)
・医薬品
・貴重品(現金、通帳、印鑑、健康保険証など)
・日用品(懐中電灯、携帯ラジオなど)
側溝や排水口の水はけをよくしておく。
<台風が接近している時>
テレビやラジオの台風情報に注意。
注意報・警報に注意。
増水している川や山崩れ、がけ崩れの発生しやすい場所、など危険な場所には近づかない。
<危険が迫った時>
危険を感じたり、避難の指示があったら、素早く避難する。
避難の前に必ず火の始末をする。
避難するときは非常用品など最低限の持ち物で。
<台風が去った後>
雨や風が止んでも油断せず、台風情報に気をつける。
安全が確認されるまで、増水している川や海、土砂崩れの危険がある場所などに近づかない。
切れた電線にはさわらず、もしも見かけたら近くの電力会社に連絡する。
窓や雨戸の補強

避難場所の確認

非常用品の確認