動画で見る緊急地震速報
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気象庁は10月1日から緊急地震速報の一般提供を始めました。
地震の初期微動をとらえて、各地の震度を推定し、大きな揺れがくる直前に、危険を知らせる新しい速報です。
CBCテレビは東海3県(愛知・岐阜・三重)と静岡県西部のどこかで震度5弱以上の揺れが予想される場合、ご覧の速報でお知らせします。
この速報を見たら、速やかに身の安全を確保してください。
但し震源との距離で速報が間にあわない場合もあります。
技術的な限界があることもご承知ください。
緊急地震速報Q&A
- 「緊急地震速報」って何?
- 地震の発生を、大きな揺れが来る前に知らせる“新しい防災情報”です。
地震の初期微動(P波)を感知して震源や地震の規模(マグニチュード)を割り出し、各地の震度を予測。大きな被害を引き起こす主要動(S波)がやってくる前に、危険を知らせます。地震波のスピードの違い(=差)を利用したシステムです。
- 地震の予知とは違うの?
- 緊急地震速報は、地震の発生をとらえて、気象庁が発表します。予知ではありません。
- いつから放送がはじまるの?
- 10月1日から放送を始めました。
- どんな時に放送するの?
- 地震が発生し、東海3県(愛知・岐阜・三重)と静岡県西部のどこかで「震度5弱以上」の揺れになる可能性がある場合です。地震の初期微動をとらえ、地震の規模や震源を推定しますので、実際に観測された震度との間に“差”が生じる可能性があります。「震度4」と推定されても、結果「震度5弱」となる可能性があるため、このグレーゾーンも含めて、強い揺れが予想される地域をお知らせします。
- どういう仕組みになっているの?
- 情報は、専用回線で送られます。
気象庁が緊急地震速報を発信してから放送までのタイムラグは、ほとんどありません。
- どういう形で放送されるの?
- チャイムのあと、画面の上に文字がスーパーインポーズされます。
気象庁緊急地震速報というタイトルの後に、地震が発生した場所。そして、強い揺れが予想される地域を原則、県名で表示します。
例:
気象庁緊急地震速報 紀伊半島沖で地震
強い揺れ 愛知・岐阜・三重・静岡県西部
- 「何秒後に揺れが来る」という表示は、できないの?
- 速報が出てから、実際に揺れるまで数秒から数十秒と言われています。極めて短時間に、細かい地点の情報を出すことは、東海3県をカバーしている放送では出来ません。ピンポイントの情報が欲しい方には、有料サービスの情報配信があります。
- 揺れる前に、必ず発表されますか?
- いいえ。技術的な限界があります。
震源に近い場所では、初期微動(P波)と主要動(S波)がほぼ同時にやってくる為、速報が間に合わないケースがあります。今年7月の新潟県中越沖地震に当てはめると、震源に近い柏崎市(震度6強)では、緊急地震速報は間にあっていません。